じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典

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[今日の写真] 7月14日は、梅雨前線が南下し、久しぶりに美しい夕焼けを見ることができた。北の高気圧に覆われたため、じめじめした暑さから、カラッとした秋のような涼しさ。


7月14日(月)

【ちょっと思ったこと】

ラベル屋さんは便利

 学会年次大会まであと20日余りとなった。一昨日より、他の作業と並列的に、参加者の方々が大会当日に胸につけてもらう名札をプリントしていたが、やっと完了。

 これまでに私が参加した年次大会の名札というと、胸にピンでとめたりポケットに挟むタイプが殆どであったように思うが、今回は、いろいろとアドバイスをいただいた結果、首からつり下げるタイプに決定した。

 この名札ケースには名刺サイズのカードがぴったりと入る。厚紙に印刷してカッターで切ろうと思っていたのだが、生協ショップで、名刺印刷専用紙を発見、さらに製造元が無料で配布していた「ラベル屋さん」を利用することで、1mmのズレもなく印刷することができた。これだけ精密なら自分の名刺も印刷できそうだ。

 印刷用紙のメーカーが、自社の規格に合わせた専用ソフトを無料配布するという方法はスゴいアイデアだと思った。ワープロソフトでも各種メーカーに合わせた設定はできるけれど結構ミスが多いし、新製品に対応していない場合もある。ソフト代は無料でも自社製品がなるべく多く売れるなら、用紙メーカーとしては十分利益になるのだろう。




国立大の土地価格

 7/15の朝日新聞によれば、桜美林大・大学教育研究所は14日、来春、法人化する国立大の土地や建物の資産評価額についての調査結果を発表した(路線価は昨年度)。それによると、土地価格のトップは東京大学で6116億円(土地面積95万6000平米)、岡山大は16位の1083億円(83万7000平米)となっていた。

 各大学の土地面積のトップは広島大の286万1000平米、2位が筑波大で274万8000平米となっている。記事で紹介されていた大学の中で意外に広いと思ったのは、金沢大の228万平米、九州大の200万3000平米など。北大の185万3000平米などは逆に、あの広々とした敷地の割には小さい数字であるように見える。

 大学の広さについては4月3日の日記で、ハウステンボスなどと比較したことがあった。その時の数値では、岡大は200万平米を超えているはず。いっぽう広島大は250万平米よりやや少ない。このあたりの違いがよく分からないのだが、岡大に限って言えば、岡大の総面積の1/3は北側にある半田山なので「建築可能な延べ床面積」には含まれない。上記の数値は建築可能な部分だけに限定したものなのだろうか。

 もう1つ、記事に掲載されていた岡大の土地利用割合は19%と、東大の38%や京大の48%よりかなり低い。これは、広大な農学部・農場の敷地が含まれているためであろう。今後この部分の「有効」利用が議論の対象になるかもしれないが、自然環境と一体となった風景のなかでこそ勉学が保障されると考えれば、むやみに建物を建てたり、使わないなら売ってしまえということには反対だ。