じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典

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[写真] 成田〜福岡便から見た南アルプス、八ヶ岳、浅間山(1/6撮影)。これほどくっきりと見えたのは初めてだった。なお浅間山は2/6頃に微噴火を起こした模様。


2月8日(土)

【ちょっと思ったこと】

青い光のスジの撮影に成功

 朝食前の散歩をしていたところ、朝6時のお寺の鐘とともに、天頂やや北東よりの位置に青いレーザー光のスジが見え始めた。これは、最近では2002年11月12日の日記2003年1月9日の日記に目撃の記録がある。こちらと、こちらがその写真。デジカメ再生では何も見えなかったが、画像処理ソフトのフィルター機能でわずかな明るさのスジを検出することができた。

 今回は6時きっかりに発光し、6時10分には消滅した。どうやらこの光は、何らかの観測のために毎日定時に発光されているらしい。時たましか見えないのは雲の高さや性質によるのだろう。

 光の正体について情報をいただければ幸いです。

「ホイスラーの母」その後

 昨日の日記で取り上げたゴッホの修業時代の作品は、8日、東京銀座で開かれた競売会で6600万円で落札されたという。落札したのは、広島県吉和村のウッドワン美術館。「吉和」という名前で思い浮かぶのは中国自動車道のサービスエリアである。ここなら何かのついでに立ち寄ることができそうだ。

 もっとも、仮に入場料金を一人1000円であるとして、6600万円の利益を上げるためには6万6000人もの入場者増を見込まなければならない。あの一枚の絵をみるためにそれだけの人が集まるだろうか。

 絵自体は修正がほどこされているということなので芸術的価値や歴史的価値がどこまであるのかは分からないが、テレビの鑑定物番組に根強い人気があること、1万円の予定価格が6600倍の価値をもたらしたという点でごりやくをもたらす縁起物になること、また、農婦のたくましい顔が働く女性の力強さの象徴になりうることなどを総合的に考慮すると、ムード作りに成功すれば10万人、20万人の人手が期待できるかもしれない。

 そういえば、昨年ワールドカップ・カメルーン選手団の延着騒動で話題になった中津江村では、騒動のあとも観光客の数が増えた状態になっているという。吉和村はどうなる? このさい、ビーンを招待して、絵についての講演をしてもらうというのはいかがだろうか。