じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典

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[今日の写真] 梅雨入り宣言が出たということで、ヤブレガサという山野草の写真。数日前から、みすぼらしい花をつけている。おまけに、なぜかキノコまで生えてきた。なんだか貧相な鉢植えだ。





6月11日(火)

【ちょっと思ったこと】


部分日食

 6/11朝は、太平洋からメキシコにかけて金環食、日本では部分日食を見ることができた。岡山では、7時半頃から、雲ごしに太陽が顔を出し、ちょうどうまい具合に雲がフィルターになって、肉眼でも欠けている様子を眺めることができた。また、駐車場の水たまりに映った太陽からも日食の進行がはっきりと確認できた。デジカメで何枚か写真をとってみたが、明るすぎて、輪郭をうまくとらえることができなかった。

 当日朝には、ネット上でのライブ中継もあり、リプレイでハイライト部分を楽しむことができた。4月19日の日記で金環食について書いたことがあったが、金環食直前の太陽の形というのは、三日月や皆既日食直前の棒状の形と違って、限りなく環状に近くなる様子がよく分かった。

【思ったこと】
_20611(火)[電脳]パソコンのトラブルにもいろいろあるもんだ

 ここ数日以内に発生したパソコン関連のトラブル3題。

不親切なメーカーの対応

 日本からの撤退を決めた某メーカーのパソコンの画面に横縞が入るようになった。ディスプレイを取り替えても全く同じ症状がでるので、どうやらビデオボード関係の故障らしい。

 日本から撤退したとはいえ修理体制は維持されているというので、さっそく連絡をとったところ、「そのパソコンにプリインストールされていたOS以外を導入したあとの障害は、お客様自身の責任において対処をお願いいたします。」という返事が返ってきた。このパソコンは確かに、Windows98がプリインストールされていた。その後、私自身がWindows-Meにアップ、さらに、計算室で学生の共用パソコンに転用する際にWindows2000に切り替えたところである。とはいえ、画面に横縞が入るな(文字が表示された行部分に影のような縞が入る)どという現象はどうみてもハード上の故障。現象を確認するだけの目的で内蔵ハードディスクをフォーマットしなおし、リカバリ用のCDでWin98に戻すというのは結構時間のかかる作業である。免責事項としてちゃんと記されているので文句のつけようはないが、結局、購入したパソコンのOSは、セキュリティ上のどんなトラブルがあろうが、新しいOSが開発されようが、買った当時のバージョンのOSでないと面倒みてもらえないというのは、いまふうの利用形態に合わないように思う。



原因は意外なところに

 火曜日夕刻、授業が終わったところで研究室に戻ると、同僚の教授からメイルの送受信ができないので設定をしらべてほしいという依頼があった。さっそくその先生の部屋のパソコンを調べたところ、MS-IEver4、同じ時代のoutlookが、購入時のプリインストールのまま入っていた。とりあえず、プレビュー機能などをoffにした上でいろいろチェックするが、設定には特に誤りはない。「春まではちゃんと使えていたのに...」というので、もしやと思ってケーブルをみたら、なっなんと、張り替え前の古いケーブルに繋ぎっぱなしになっているではないか。岡大では今年になってから、文学部のすべての部屋に情報コンセントが敷設され、そのさい、高速のケーブルに繋ぎ変えられていたのであった。これじゃあ、繋がるわけがない。

 もっとも、LANに繋がっていなかったおかげで、無防備のoutlookによるウィルスばらまきの加害者にならずに済んだ。何が幸いとなるかはワカランものだ。


こりゃ、もう怪談だ

 その同僚の研究室から戻ってみると、こんどは学生が、妙なことを伝えにきた。1時間ほど前に使っていたパソコン(上記の故障機とは別の国産機種)のOSが、なっなんと、Win2000からWin98に変身したというのである。起動してみると確かにWin98になっているが、一太郎などいくつかのソフトもインストールされていた。わずか1時間のうちに、こんな早業をする学生はうちには居ないはずだ。はっきり覚えていないが、Win2000とWin98では、ハードディスクのフォーマットからやり直す必要があったのではなかったかなあ。ローカルなネットで繋がれていたために、98に乗っ取られた?のだろうか。ゴミ箱や「最近使ったファイル」などいろいろ調べてみたが、確かな証拠は得られていない。OSが勝手にWin2000からWin98に変身するなんて本当にあり得るんだろうか? どなたか情報をいただければ幸いです。