じぶん更新日記1997年5月6日開設Y.Hasegawa |
夕食後と早朝の散歩コース沿いにある唯一の田んぼで、一部、宅地造成工事が始められた。私有農地の宅地化には所有者の権利と言えばそれまでだが、カエルやサギたちにとっては、重大な主権侵害と受けとめているかもしれない。この10年、大学周辺の田んぼのうち5箇所以上がこのような形で宅地化されている。カブトエビもめったに見かけなくなった。せめて小学校近くの田んぼだけは市で買い上げ、教育施設として保全してもらいたいものだ。固いグランドで球技をするのもよいが、毎日、田んぼや畑の作物の世話をしながら育つことのほうが教育効果が大きいと思う。 |
【思ったこと】 _20513(月)[電脳]ウィルス付きメイル、ほぼ終息(じぶん比) 5/3の日記で、ジャストネットの私用アドレス宛てに大サイズのウィルス付きメイルが多数舞い込み、2MBしかないメイルボックスがパンク状態になっていると書いた。案の定、北九州から戻った5月6日夜にメイルボックスを開けてみると、1通11KB〜181KBものメイルが19通も舞い込み、他の宣伝メイルと合わせてパンク寸前になっていた。しかし、同時に、ジャストネットには、メイルフィルターサービスのあることを教えてもらい、さっそく実行。その後一週間の間のウィルスメイル受信数を4通に激減させることができた。 このフィルターサービスは、From行やSubject行などに特定の文字列が含まれているメイルとそれ以外のメイルすべてを区分し、それぞれに対して、自動削除、自動返信、転送などの処置を施すものだ。これによって、特定文字列を含まないすべてのメイルを自動削除することができるようになった。 自動削除にひっかからなかったウィルス付きメイルは以下の通り。
なお、メイルフィルターサービスで注意しなければならないのは、メールのピンポン現象(複数のメールアドレス間で、お互いに転送設定をすることにより、複数のアドレス間で永遠に行ったり来たりする現象)であるという。例えば、私がAさんから届いたメイルに 貴方様のメイルは、「くろやぎさん」という文字列が入っていなかったので自動削除しました。恐れ入りますが、タイトルに「くろやぎさん」という文字を入れて再送信してください。 と自動返信したとする。ところが、たまたま、Aさんも同じように、「しろやぎさん」という文字をタイトルに含まないメイルはすべて自動返信・削除するように設定していたとすると、私あてに 貴方様のメイルは、「しろやぎさん」という文字列が入っていなかったので自動削除しました。恐れ入りますが、タイトルに「しろやぎさん」という文字を入れて再送信してください。 というメイルが送られることになる。あとは、どちらかが気づくまで永遠にそれを繰り返す恐れが出てくる。 こういう現象には、サービス側でもそれなりの対策を施しているようだが、メイリングリストなので、とんでもない現象が起こらないとも限らない。参加したMLからの送信は、確実に受信できるように登録をしておきたいものである。 余談だが、私が利用しているジャストネットは、すでに経営上はSo-netに統合されており、今年11月末には、ジャストネットアカウントでの接続サービス終了と全アクセスポイント閉鎖が予定されている(このHPのurlやEメイルアドレスは変更せずに使えるらしい)。これに伴い、2002年7月からは、メイルボックスのサイズは2MBから無制限に、その一方でメイル保存期間は、無期限から2カ月に変更されるという。これにより、ある程度大サイズのSPAMを受信してもサーバー上のメイルボックスがパンクする心配は無くなった。もっとも、アナログ回線経由・従量制で利用する限りにおいては、SPAMや大サイズウィルスメイルが迷惑であることはいっこうに変わりない。 |