じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Y.Hasegawa

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[今日の写真] 黄色いカタクリの花が咲いた。昨年春に買った処分品であり枯れたかと思っていたが、見事に花を咲かせた。一日数時間しか日の当たらない塀ぎわで、鉢物が枯れたあとの鉢土を捨てていたことがかえって株の成長を助けたようだ。
[4/4追記]このカタクリはキバナカタクリと呼ばれ、在来種とは異なる北米産であることが判明。
[今日の写真]





4月2日(火)

【ちょっと思ったこと】

「Eメイルでは失礼」から「Eメイルでないと失礼」へ

 3月27日の日記に書いたように、私の研究室の留守電は敢えて録音機能を外し、
ただ今、留守にしております。恐れ入りますが、ご用件はEメイルまたはFAXでお願いします。FAXの場合はそのまま送信してください。
というメッセージが流れるように設定してある。

 このせいもあるのだろうが、4/2に、ある方から次のような電話をいただいた。
年度末に直接お伺いしようと、何度かお電話したのですが、お留守でしたし、Eメイルでは失礼にあたると思いまして、ついついご連絡が遅くなってしまいまして......本日11時ごろ、ご挨拶におうかがいしてもよろしいでしょうか。
 これに対する私のお返事は
いえいえ、すでにお電話で情報が伝わりましたので、改めてご挨拶に来ていただくには及びません。それと、わたしはネット重視の考え方をしてしておりますので、Eメイルのやりとりが失礼にあたるとは全く考えておりません。
それでもなお、直接ご挨拶しないと...と言われるので、少しキツイ表現になってしまったが
Eメイルは失礼、直接お会いしないと礼を失するという考え方もあるとは存じますが、年度初めで予定がつまっている時期でもありますし、直接お会いすることはかえって時間的制約を受けることになります。ご用件は伝わりましたので、わざわざ来ていただくには及びません。
と固辞させていただいた。おそらく相手の方にとっては、

●Eメイル<ワープロ書状<直筆書状<直接面会

という「礼儀」の順位を考えておられるのだと思うが、少なくとも受け取る側の私の立場から言わしてもらえば、

●直接面会<直筆書状<ワープロ書状<Eメイル

という順序(不等号の右側のほうが上)で好都合となる。

 もちろん、先日の長崎での送別会のように、内容や文脈によっては直接お会いするケースも出てくるだろうが、日常の事務的やりとりに限っては、ぜひ、「Eメイルでないと失礼」という文化を定着させたいものである。



 
新年度の光栄

 月に2〜3回ほど、季節の風景を中心としたデジカメ写真をNHKおかやま放送局に添付ファイルとして送っている。送られた写真のうち何枚かは、6時台のローカル番組の終了直前に名前つきで紹介してもらっているので、時折、退官されている名誉教授や、構内の交通安全巡視員のおじさん、掃除のおばさん、ご近所の方から、「このあいだ視たよ」などと声をかけられることがある。

 この番組では新年度から、ローカルな気象情報の背景として、視聴者から送られた写真を使うことに決めたそうだが、その一作目に、この風景(実際に送ったのはほぼ同じアングルからの別の写真)が採用された。年度初めに取り上げていただき、たいへん光栄。ちなみにこの写真は、心理学動物実験室の西側の花桃とセンダンと半田山を取り込んだもので、ふだんは雑草が生い茂りほとんど人の来ない場所だ(トイレの場所の分からない人が立ち小便に来る程度)。写真の右側にはボイラー設備の煙突が、左下には文法経グラウンドのネットが写っている。大学構内至る所で半田山を借景(←というか、半田山自体も岡大の敷地)にできるというのが岡大の魅力の1つでもある。