じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Y.Hasegawa

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[今日の写真] レオノティス。一昨年、小さなポット苗から育てたものだが、高さ3mを超えるような大株に育ってしまった。こちらに解説あり。岡山では露地植え可能のようだ。



10月26日(木)

【ちょっと思ったこと】

食堂の席取り、その後

 10/23の日記で生協食堂の席取りの話題を取り上げたが、10/26の11時半すぎに実際に食事をする機会があったので、どういう問題が起こっているのか観察してみた。

 この食堂は11時40分頃になるとほぼ満員になり、空いた席を探す人が出てくる。ところが、全体の1/4〜1/5の席、場所によっては4人がけのテーブル全体が、椅子に荷物が置かれた状態で空っぽになっていたこと。なるほどこれが席取りの実態か、と改めて驚かされた。

 席取りをする人には2つのタイプがあることも分かった。
  • 1つは大きなカバンを持っている人で、これは席取り目的であると同時に、荷物を持ったままではトレイを運びにくいという別の問題があるようだった。
  • もう1つのタイプはグループで食事をする人たち。すぐには食事を始めず、全員が揃うまでただ座っているだけ。
このうち前者のタイプは、座席の占有時間がほんの数分延びるだけのことであってそれほど迷惑にならない。問題となるのは後者のケースだろう。

 実際、私が座っていた席の隣には、トレイも無く、ケータイだけをまさぐりながらボケーッと座っている女子学生が居た。自分の荷物はトイ面の椅子に置いてある。空いた席を探して右往左往する人たちが出ているにも関わらずそのまま、私が食べ終わったあとまで座っていた。私がホールを出る頃になってやっと友達(女性)がやってきたのを確認。本人たちは、これでゆっくりと食事をしながら休憩ができるのだろうが、この15分〜20分間のあいだ、少なくとも2人分の席が占有され、食事をできずに待たされた人が出たことになる。ホールには「席取りをやめよう」というポスターが貼られていたが全く効果なし。また少なくともこの時間帯には、席取り防止を呼びかける館内放送は流されなかった。

 けっきょくのところ、この問題は、本質的には、短い昼休みの時間帯(11時50分から12時40分まで)のあいだに多数の学生が集中的に食堂を利用することにある。このほか、一緒に食事をしようという仲間意識自体も、決して悪いことではない。となれば、これらを「ルールを守れ」、「思いやりを大切に」だけで解決することにはやはり無理がある。

 もちろん、混雑時の自分の行動が周りにどういう影響を及ぼしているのかを常に意識する態度も大切ではあるが、ホールのバルコニーにも簡易テーブルを置くとか、学部によって昼休みの時間帯をずらすなどの抜本的な対策も合わせて必要であるように思った。スペースさえあれば、盗難の危険をおかしてまで荷物を座席に放置する者は出てこないだろう。


漂流教室

 俳優の三田佳子さんが次男の不祥事で舞台を降板することになったとか。芸能界の慣行はよく分からないが、20歳を過ぎているならば完全に次男本人の自己責任であって、母親まで責められる必要は無いように思うのだが、どうなっているのだろうか。このことで思い出すのは「漂流教室」という映画。あそこで三田佳子さんが演じた母親役は最高の役柄であったと思う。


NHKの威力

 昼頃、合同宿舎の管理人事務所まで車庫関連の届け出に行く。私が自分の名前を書いていると、少し遅れて入ってきた奥さんから「NHKによく写真を出されている長谷川さんですか」と言われた。「NHKに写真を出す」というのは、18時からのローカル番組で時々、季節の花、紅葉、キノコ、朝焼けなどの写真を紹介してもらっているとの意味だが、「長谷川」という名前だけで、どうして写真を送っている長谷川だと思われたのか、不思議でならない。それにしても、NHKの威力はすごい。どうせなら、写真ではなく、心理学の業績で名前を知られるようになりたかった。
【スクラップブック】