じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Y.Hasegawa

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[今日の写真] ほうき草の紅葉。ますます色づきがよくなってきた。



10月16日(月)

【ちょっと思ったこと】

夕食後の散歩再開

 8/21に怪我をしてからほぼ2カ月ぶりに夕食後の散歩を再開した。怪我はまだ完全には回復しておらず、足の甲全体のむくみ、傷口付近の癒着が残っているが、大事にしすぎるのも考え物。

 久しぶりに夜に外に出てみると、東の空には月齢18.7の月に、マイナス2.7等級の木星、北東にあるぎょしゃ座のカペラもかなり明るかった。東京ではすでにキンモクセイが満開になっていたが、農学部近辺のキンモクセイはまだまだこれから。


「1位東京、2位岡山、3位大阪」と言えば.....

 10/17の朝日新聞岡山版によれば、岡山県民一人あたりの年間の郵便物数(小包を含む、1999年度の郵政省刊『日本の郵便』による。記事内容からみて差し出し数ではないかと思われる)は298通で全国第二位。一位の東京630通には及ばないが、桃とマスカット以外に誇れるものが少ない岡山県としては注目すべきデータである。しかしその記事によれば、郵便物が多い原因の一つは通信教育大手の「ベネッセコーポレーション」が発送する教材、添削、DMなどにあるという。同社は昨年度に約3億通を発送し230億円の郵便料金を支払っているということなので、298通分のうちの150通分はベネッセの貢献ということになるかもしれない。見かけのランキングだけからすぐ「県民性」と結びつけて解釈してしまいがちであるが、まずは内訳をきっちり調べることが大切という、よい教材になるかと思う。

 私の手元にたまたま1983年発行の『博学紀行 岡山県』(市川正巳監修、福武書店)という本がある。それによれば、岡山県がランキング上位に位置する項目として
  • 平均余命(女性、0歳):全国二位
  • 「義理人情がすたれて暮らしにくくなった」という質問の肯定率:全国二位
  • 酢の消費:全国三位
  • 私立幼稚園の月謝の安さ:全国一位
  • 「働くことはつらいことだ」という質問の肯定率:全国一位
  • 理美容品支出:全国二位
  • ピアノ所有数:全国二位
  • 「精神的に充実した生き方をしていると感じる」という質問への肯定率:全国一位
といったものがある。この順位が今でも変わらないとすれば何か特定の原因を考える必要が出てくるが、上記の郵便物と同様、「県民性」に帰属させてしまうのは非常に危険。まずは統計数値を押し上げて(下げて)いる特別の原因を考えてみる必要があるだろう。
【生活記録】

[Image] 10/8の日記に書いたスケジュールに従って、12年前から愛用していたライトエースを廃車に出した。写真は最後の「活躍の場」として岡山空港まで往復した時の記念写真(10/15撮影)。12年3カ月間の走行距離は約10万5000km。月曜日の午前中に妻の立ち会いで引き渡し。見送りができなかったのが残念。
【スクラップブック】