じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Y.Hasegawa


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7月29日(土)

【思ったこと】
_00729(土)[一般]淡路花博と園芸療法の可能性

 関空まで娘を迎えに行くついでに、夫婦で淡路花博(ジャパンフローラ2000)を見物した。関空と花博会場との間は高速船で30分余りの近さにあるが、ガイドブックによれば、そもそも花博会場というのは関空建設のための土砂を採取したあとに作られた施設だという。削られた場所と埋め立てられた場所で同じ土を踏んだことになった。

 特別の混雑は無かったものの、夏休み中の土曜日ということもあって会場内は相当の人混みであった。

 花壇を作ったり観葉植物を育てるというのは、私たち夫婦の共通の趣味の1つでもあり、入場料金2900円は少々高すぎるようにも思えたもののそれなりに楽しむことができた。春から連休の頃と違って、真夏にいろいろな花を咲かせるのはたいへんなことだと思う。さいわいこの会場は正面に海が広がる抜群のロケーションになっている。ガーデニングが人気を集めているとはいえ、この炎天下に夏の花だけでこれだけの人を集めるのは困難。海あってこその花博という気がした。

 こちらに、印象に残った景色のアルバムがあります。よろしかったらご覧ください。

 ところでガーディニングと言えば、さいきんますます「園芸療法」が注目を集めているようだ。高齢者介護施設などで生きがいを与える場としてのガーディニングの可能性が取り上げられるようになったことが一番の理由ではないかと思う。私も少し前から、これに関連するMLに加入し、情報をいただいている。9月下旬には関連の公開講演会も予定されており参加したいと思っている。

 もっとも、「園芸」が一人前の「療法」として確立しているのかどうか、今の時点では私には何とも言えない。「療法」と名乗るからには、何がそれに含まれ、何は除外されるか、プロセスが確立しているか、何に対して有効で、何に対してはあまり効果が無いのか、.....といった点が明確にされていなければならない。現時点でそこまでのものが無いのならむしろ「園芸福祉」と呼ぶべきものかもしれない。

 というより、特定の症状に対する治療という意味での療法よりも、高齢者の生きがい、あるいは小学生が自然にふれあう場として、園芸にどういう可能性があるのかを幅広く検討していったほうが生産的であるようにも思う。9月下旬の講演会を拝聴した上で、この続きを書きたいと思っている。
【ちょっと思ったこと】

関空の謎解ける

 関空を訪れるのは2度目。前回「はるか」で到着した時に疑問に思っていたことがあった。それは、関空の駅から空港ターミナルビルに向かって右手が南ウィング、左手が北ウィングになっていたことだ。関空は泉佐野の西の沖合にあるので、右手が北になるはずだと思っていたためである。今回、注意深く眺めたところ、駅やバス発着場は滑走路より外海側にあるらしいことが分かった。空港ターミナルビルに向かうには、そこから東方向(泉佐野側)に向かって戻るように歩くため、方向を取り違えてしまったようだ。
【今日の畑仕事】

外出のため一度も立ち寄れず。
【スクラップブック】