じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Y.Hasegawa

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[今日の写真] アイリス。花菖蒲、アヤメ、カキツバタなどの花はいかにも日本庭園向けの和風の花のように見えるが、もともとは北半球温帯地域に約200種が自生しており、一般にアイリスと呼ばれる。古代エジプトではアイリスの3つの花弁は「知性」、「勇気」、「信仰」の象徴であるとされ早くから栽培されていたという[小学館『園芸植物:庭の花・花屋さんの花』による]。写真の花は、園芸書の写真を見る限りでは「アイデアル」というダッチアイリスによく似ているが正確な品種名は分からない。もともと、岡大の福利施設「第四喫茶」南側の庭に植えられていたが、昨年秋の取り壊しの直前に球根を貰い受け、文学部西側の空き地に移植した。


4月28日(水)

【思ったこと】
990428(水)[生活]8月11日にどこに行くか

 GWが始まったが、我が家のばあい、今のところこれといった計画は何もない。GWには2泊3日程度のキャンプに出かけることが恒例となっていた。そういや昨年は四国カルスト(高知・愛媛県境付近)にキャンプに行ったものの【写真は無し】、夜半から大雨に見舞われひどい目にあった。あれは、梅雨のはしりの雨で、南岸の前線が予想外に北上したためであったと思う。今年は「しまなみ海道」開通の混雑があるので四国方面はキャンセル。行くとしたら岡山県北方面になると思うが、またまた連休の後半の天気が悪いという予報が出ている。2年続けて雨に見舞われるのはまっぴらだ。果たして行かれるかどうか...。

 連休よりかなり先の話になるけれど、今年の8月11日に起こる今世紀最後の皆既日食ツアーの申し込み期限が迫っている。すでに満席になっているツアーもあるようだが、出発日の3カ月前までは、安全策として複数の仮申し込みをしていている人もいると思われるのでキャンセルが出やすい状況にある。今後連休明けまでの間ならば、まだまだ選択の余地が残されているのではないかと思う。

 今回の皆既日食は、北アメリカ東方の大西洋上からイギリスをかすめてインド洋上まで達するが、観測に適した陸地としては、フランス、ドイツ、オーストリア、ブルガリア、ルーマニア、トルコ、イランなどがあり、天文雑誌の広告によれば、JTB、近畿日本、日本通運など5〜6社が観測ツアーの参加者を募集している。それぞれの旅行代金は30数万円から40万円程度。日食後に別の国を回る観光重視型の旅行の中には50万円近いものもある。

 ふつうの海外旅行と違っていちばん問題になるのは当日の天気であろう。確か、少し前のハワイ皆既日食やモンゴル皆既日食の時は、いずれも厚い雲に覆われて参加者をガッカリさせたと聞いている。私自身が10年前に参加した小笠原沖の皆既日食の時は、雲の切れ目から30秒ほどコロナを拝むことができたけれどその直後に雲に隠れ、一部始終を堪能することはできなかった。

 NASA資料によると、今回の日食当日、フランス、ドイツ、オーストリア近辺で晴れ上がる確率は40〜50%、これはかなりの賭けとなる。これに対して、ほぼ確実に晴れそうなのがトルコ南東部とイラン。トルコのツアーではカッパドキア、イランのツアーではペルセポリスがコースに含まれており、一応の観光もできる。天文ファンだったら、たぶんこのどちらかの国に行くことになるだろう。

 今回をパスした場合、今後しばらく、良い条件のもとで観測できる皆既日食は起こらない。『理科年表』でざっと調べてみたところ、次のチャンスと思われるのは
  • 2006年3月29日:アフリカ北部〜ヨーロッパ
  • 2008年8月1日:中国シルクロード〜シベリア方面
  • 2009年7月22日:日本の南海上一帯
 2009年の分はチャーター船で見物に行くことになるだろうが、大型台風が発生してしまうとちょっと困る。昨年8月23日の日記に関連記事あり。さて、どうしようかなあ。
【ちょっと思ったこと】
【新しく知ったこと】
  • 昨日の日記で、ロッテのチーム名を「マリノス」と書いたが正しくは「マリーンズ/Marines」だそうです。ロッテファンの方々ごめんなさい。いしかわさん、ご指摘をどうもありがとうございました。
【生活記録】
【5LDKKG作業】
  • 夕食後の散歩の時に霜よけ。妻はちょっとだけ片づけ。
【スクラップブック(翌日朝まで、“ ”部分は原文そのまま。他は長谷川による要約。)】