じぶん更新日記1997年5月6日開設Y.Hasegawa |
ヤマブキ。大学構内、座主川沿いにて。山吹の花の色は山吹色と言われるが、実際には黄色系とオレンジ系がある。その中間を山吹色というのだろうか。 |
【思ったこと】
990418(日)[生活]大声で挨拶されても... 先日の県議選に引き続いて、市議選がスタート。岡山市では定員52人に対して66人が立候補したという。大学周辺にも各候補が入れ替わり立ち替わり「立候補のご挨拶」にやってくる。候補者が多いだけに県議選以上の騒々しさである。 4月8日の日記にも書いたけれど、宣伝カーからボリュームいっぱいに連呼することは本当に得票を増やす効果があるんだろうか。本当にご挨拶をするんだったら支持者を集めてすればよい。政策については何も主張せずに、「4年前はたいへんお世話になりました。今回もよろしく」と言われたって、何も世話などしていない者にはただ不快な騒音にしか聞こえない。 新人と思われる候補は「若さ」とか「行動力」を強調していたが、これも何をする行動力なのか具体的に言ってもらえなければ説得力に欠ける。大学周辺は田んぼのあぜ道を舗装したような狭い道が多いのだが、「対向車のドライバーさん、ご迷惑をおかけします」なんて大声で言われるのも迷惑だ。ホンマに迷惑だと思うんだったら、そんな狭い道まで入ってくるなと言いたい。 ここで少し過激なことを書くけれど、県議さんや市議さんていうのは、いったいどういうお仕事をする人なんだろう。「○○議員の働きかけで××を実現させた」なんて宣伝している人もいるけれど、その地域に本当に必要な施設であるならば議員が働きかけようと働きかけまいと実現させるのが当然のことだ。つまり、行政側が住民の要望をきっちりくみ取るようなシステムさえあれば、わざわざ議員にお願いに行く必要はない。というより、議員の働きかけで住民へのサービスの優先順位が代わるんだったら、逆に地域間の不公平を助長するだけではないのだろうか。 市長が万が一暴走しそうになった時の歯止め役も必要であろうから地方議会を全面廃止せよとまでは言わないが、せいぜい10人程度の定員で十分ではないだろうか。それと別に、住民からの要望に迅速に対処するようなシステムを行政側に作る。要望処理の情報公開を徹底させるとともに、民間を含めた複数の監視機関が、予算配分や執行の適正性について市民にフィードバックする...こういう形のほうが、不公正な「口利き」や利益誘導に走りやすい議会制度よりも優れているようにも思うのだが...。宣伝カーの騒音に腹を立てている状態で書いたので少し過激すぎたかもしれないが、冷静に考えても、「民主主義なんだから選挙で議員を選ぶのが当たり前」なんていう固定観念について、どこかで見直す必要もあるのではないかと思ってみたりする。 |
【ちょっと思ったこと】
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【生活記録】
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【5LDKKG作業】
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【スクラップブック(翌日朝まで、“ ”部分は原文そのまま。他は長谷川による要約。)】
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