じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



08月のインデックスへ戻る
最新版へ戻る

クリックで全体表示。


 数日前、ウォーキングに出かけようとしたところ靴底に違和感があり靴を脱いで裏返してみたところ、かかとのあたりが大きく破損していた。靴底に穴があいていることは少し前から気づいていたが、ここまで破損しているとは思わなかった。

 トレッキングシューズや登山靴の破損は2019年6月29【右の写真参照】のほか、過去に何度か経験している。というかある程度破れないと買い換えないので、原則として買い換えた回数だけ破損したことになる。

 その際に問題になるのは、靴がどのような壊れ方をするのかという点だ。写真右のように、靴底のソールが丸ごと剥がれ落ちてしまうと歩き続けることができない。登山中にそんなことが起こったら遭難の恐れすらある。今回は一部だけに穴があいたので、岩が転がっていない平地であればどうにかこうにか歩き続けることができそう。

 いずれにせよ、トレッキングシューズ、ウォーキングシューズ、登山靴は日々点検し、必要に応じて買い換える必要がある。


クリックで全体表示。

2025年08月14日(木)



【連載】あしたが変わるトリセツショー「軽度難聴・突発性難聴」(3)軽度難聴のリスク

 昨日に続いて、2025年7月10日に初回放送された、NHK『あしたが変わるトリセツショー

改訂版・耳のトリセツ「軽度難聴・突発性難聴」

についてのメモと感想。

 放送では続いて「潜み難聴」(=正式には『軽度難聴』)の特徴が解説された。難聴の診断基準によれば、聞こえづらい音の大きさにより以下のように分類されている。
  • 重度難聴:90dB以下
  • 高度難聴:70dB〜90dB
  • 中等度難聴:40dB〜70dB
  • 軽度難聴:25dB〜40dB
ちなみに日常会話の声の大きさは60dB、ささやき声は40dB、葉っぱがふれあう音は25dBぐらいであるという。
 軽度難聴から中等度難聴に症状が進んだ場合、聞こえにくい音は高さによって変わってくるという。放送で紹介されたケースでは、音の高さが125〜500Hzの音は正常聴力のレベルにあるが1000Hzになると若干低下、2000Hz以上の高い音が聞きづらくなる。仕事の打ち合わせ場面などでは品番や金額の確認などで聞き間違いや聞き返しが増えストレスになるという。

 放送では、軽度難聴を放置すると認知症のリスクが高まる点も指摘された。認知症と関連する症状や生活習慣は、

●難聴、高血圧、アルコール、うつ、社会的孤立、糖尿病、頭部外傷、肥満、喫煙、運動不足、大気汚染

などさまざまあるが、予防できるものの中では難聴が最大のリスクをかかえているという。紹介された論文によれば、難聴によるリスクは1.9倍(信頼区間95%で1.4〜2.7倍)であり、難聴が進行するにつれてリスクが高まると考えられている。その理由としては、人との交流が難聴により減少する点が挙げられる。村上信五さん(日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会)は、
言葉を理解してそれを喉で発音して言葉として相手に伝える。聴力が悪くなるとそのサイクルが止まってしまう。そうすると頭の活性化も鈍ってくる。
と指摘された。さらに、聞こえる音が減ることで脳が萎縮するという研究も存在する。また、人との会話や外出の機会が減ることで、うつや筋力低下にも繋がると指摘された。

 ここでいったん私の感想・考察を述べるが、私自身はもともと他者との対面での交流を望まない傾向があり、そのことによる認知症リスクは高いように思われる。もっとも、いまこうして軽度難聴の番組内容を聞き取っていることもそうだが、解説者の声の聞き取りはWeb日記執筆にとって必須であるし、読者は殆ど居ないとはいえWeb日記を通して日々発信をしている。さらに日々ウォーキングに出かけることで筋力低下は予防できていると思っている。


 次回に続く。