じぶん更新日記1997年5月6日開設Copyright(C)長谷川芳典 |
【連載】チコちゃんに叱られる! かき氷のシャリシャリとふわふわ/冷たい物を食べる効果は限定的 昨日に続いて、8月1日(金)に初回放送された表記の番組についての感想・考察【岡山では金曜日は別番組となり、8月2日(土)朝の再放送のみ視聴することができた】。本日は以下の3つの話題のうち、2.について考察する。
放送では、家のかき氷はシャリシャリなのにお店のかき氷はふわふわなのは「氷をゆっくり凍らせてとけ始めを削っているから」が正解であると説明された。鈴木徹さん(食品冷凍技術推進機構、東京海洋大学)&ナレーションによる解説は以下の通り【要約・改変あり】。
ここからは私の感想・考察を述べる。 まず、私自身はかき氷を殆ど食べたことがない。いちばんの理由は私が子どもの頃はまだ衛生状態が悪く、また発がん性のありそうな派手な色の着色料が使われていて、親が食べさせなかったことにあった。 いずれにしても、いまのような暑い時期に冷たい物を食べるとしたらソフトクリームが一番であり、かき氷は選択肢にはない。 ところで、暑い時期に冷たい物を食べる効果だが、以前これは「脳の錯覚に過ぎない」と聞いたことがあった。そこでChatGPTに、 ●アイスクリームやかき氷は一口食べただけで涼しさを感じますが、いくら冷たいからといってそのような少量で体温が下がるとは思えません。ということは、涼しさを感じるのは、単なる脳の錯覚ということでしょうか? と質問したところ以下のような回答をいただいた。 とても良い観察ですね。ご指摘の通り、**アイスクリームやかき氷を一口食べただけで体温が実際に下がることはほとんどありません**。それにもかかわらず「涼しい」と感じるのは、**脳が感覚情報をもとにした「体感温度の変化」を知覚しているから**です。これは「錯覚」とも言えますし、もう少し正確に言えば「感覚の処理の結果」とも言えます。 以下の要素が関係しています:
さらにこれに関連して、 ●熱中症にかかりそうな時にアイスクリームを食べても効果がないと言えますか? と尋ねたところ、以下のような回答をいただいた。 非常に重要な問いです。結論から言うと: ?? **熱中症にかかりそうなときに、アイスクリームを食べても「根本的な対策にはならず、効果は限定的」です。** ただし、**一時的・補助的な効果はある**場合もあるので、状況に応じて考える必要があります。以下で詳しく説明します。
このほか氷に関連した話題として思い浮かぶのは、 ●2020年9月18日 なんでレストランの氷は穴があいてるの? という疑問があった。あと、 ●アイスクリームには、食品表示基準により賞味期限の表示が免除されています。-18℃以下の冷凍保管では、細菌が増殖しにくく、品質劣化が極めて小さいためです。 というネタもある。 次回に続く。 |