じぶん更新日記・隠居の日々
1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



04月のインデックスへ戻る
最新版へ戻る



クリックで全体表示。
 昨日の日記で、ユキモチソウには、
  1. 雄花と雌花が別々の株に咲く(雌雄異株)が外見からは見分けをつけにくい。
  2. 「雪餅」の底の部分をみると、トウモロコシのように雌花が並んでいるものと、花粉をいっぱいつけた雄花が並んでいるものを区別できる。
  3. 「雪餅」の表面は滑りやすくなっていて集まってきた虫たちは中に落ちてしまう。
  4. 雄花の付け根には小さな隙間があり、閉じ込められた虫たちは花粉をいっぱいつけて脱出する。
  5. 雌花の付け根には隙間は無く、虫たちがもがいて出ようとするときに花粉をつける【虫たちは結局脱出できずに死んでしまう】。
  6. ユキモチソウが咲く場所は湿った森の日陰であるため、キノコに集まる虫たちを呼び寄せるニオイがある。但し放送で実際にニオイを確かめた限りでは「かすかな草のニオイ」であり、キノコのニオイがするのは特定の気象条件に限られている可能性がある。
という特徴があることを取り上げた。4月17日にさっそく半田山植物園に多数棲息しているユキモチソウを観察してみた。結果は
  • 「雪餅」の底の部分を覗いてみたが、雄花か雌花かを区別するのは困難であった【写真上2枚】。
  • 上記4.の「雄花の隙間」(雄花に閉じ込められた虫たちが脱出できる隙間)は、いくつかの株で確認できた【写真下2枚】。
  • 「雪餅」のニオイを嗅いでみたが、キノコのニオイはしなかった。


2023年4月18日(火)



【小さな話題】朝ドラ『らんまん』、これまでのところの感想

 4月15日の日記に記したように、4月から始まったNHK朝ドラ『らんまん』を録画再生で視聴している。この『らんまん』を最終回まで視ることになったとすると、朝ドラとしては2012年10月から2013年4月まで放送された『純と愛』以来10年ぶりということになる。

 子ども時代を描いた『高知編』は第2週までで終了し、第3週からは『東京編』に繋がっていくようである。ふだん滅多にドラマを視ないので【これまでに視たドラマはこちらにまとめてある程度】、今回の『らんまん』を他作品と比較することはできないが、これまでの展開はなかなか面白い。特に、
  • 第2週までの子役【幼少期:森優理斗 、9歳 - 12歳:小林優仁、のほか、姉の子役を含む】の演技が見事。
  • 祖母にあたる槙野タキを演じる松坂慶子【以下、敬称略】の迫力が凄い。松坂慶子が登場するドラマを視たのは『篤姫』の『幾島』以来であるが、一段と貫禄が出ている。ちなみに、松坂慶子は私と同じ1952年の生まれ。
  • 母にあたる槙野ヒサ役の広末涼子の演技も、短期間であったがなかなか良かった。広末涼子が出演するドラマとしては、草ナギ剛と共演した『愛と死を見つめて』がある。広末さんは悲しいシーンが適役であるように思う。


 もっとも、私はもともと失顔症の傾向がある上に、登場人物の名前を全く覚えられず、人違いをしてしまうこともたびたびある。今回のドラマでも、
  • 坂本龍馬と池田蘭光が同一人物ではないかと勘違いした。
  • 万太郎のお目付役の『竹雄』と『幸吉』の関係がよく分からない。
などすでに混乱が生じている。そもそも私がドラマをあまり視ない理由の1つは、登場人物の人間関係が複雑すぎて理解できない、というか理解するために記憶容量を使うのが面倒だという点にある。

 さて、このドラマについては、早くも次のような批評が出ているようだ。

●木村隆志朝ドラ「らんまん」早々に不評の声が飛び出すワケ あえて“地味"で“差別"の物語が選ばれた背景

この筆者ご自身は必ずしもドラマ自体を批判しているわけではなく、あくまでSNSなどに書き込まれた不評を紹介するという立場をとっておられる。その中で挙げられていたのは、
  1. 第1週からあらゆる差別が描かれた:ネット上で「不快」として挙げられているのは、主人公の病弱さと母の病死、家・男女・身分などの差別が描かれたシーン。
  2. 地味という声「想定内の展開ばかり」「テンポが遅い」。
  3. 一般的に知られていない植物を前面に押し出している。
  4. 【共感をあつめそうなこと】主人公のオタク気質。
などであった。一番のポイントは1.であるが、私は別段「不快」には思わない。江戸末期や明治には、家の制度、身分差別、男女差別を前提としたしきたりが守られており、それらから目を背けて当時の生活ぶりを描くことはできない。過去を正確に捉えた上で、現代社会と対比し、現代も残る差別に立ち向かう必要がある。母の病死も、人間ならとうぜん起こりうることであり避けて通るわけにはいかない。

 とはいえ、朝ドラにはシリアスな展開を期待せず、朝の忙しい時間帯の時計代わりの背景動画のように利用したり、ほんわかムードが提供されることで一日の気分を調整する働きを期待している人もいるようだ。じっさい、いぜん放送された『純と愛』などは、私自身がハマったいっぽう、相当の不評もあり、朝ドラは毎回視ているが『純と愛』だけは別のチャンネルに切り替えているという人もいたと聞いている。

 私個人としては、登場人物がどうなったという話よりも植物の話題のほうに興味がある。主人公は植物と言ってもよいかもしれない。『順と愛』同様、世間で不評が高まれば高まるほど、私自身はハマっていく可能性がある。