じぶん更新日記・隠居の日々
1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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 6月10日の日記で、スマホにGoogleFitをインストールしたものの、従来から使っていた歩数計との間に500歩ほどの誤差が生じていると述べた。
 そこで今度は楽天シニアという別のアプリをインストールしたところ、6月18日のウォーキング中に測定された歩数は7004歩(画像下)となり、従来から使っていた歩数計の歩数6921歩(画像上)にかなり近い値になっていたことが分かった。この比較は今後しばらく続ける予定。
 なお、歩数アプリは頻繁に位置情報を記録しているはずだが、Googleマップのロケーション履歴のほうは相変わらず誤差が大きく、しかもこの日は半田山植物園内での移動が全く記録されていなかった。また異なるGoogleアカウントで登録しているAndroidタブレット(Android10)も携行したが、こちらはなんと、「この日の訪問データはありません」として全く記録されていなかった。
 スマホもタブレットも、ウォーキング中にはほぼ正確に現在地を青い点で表示しているのだがなぜか履歴としては記録されてない。ネットでいろいろ検索して試してみたりしたが、いっこうに改善できていない。

2022年6月19日(日)



【連載】チコちゃんに叱られる!「とび箱の由来」「ハマグリ」「QRコード」

 6月17日に初回放送された表記の番組についての感想・考察。この回は、
  1. とび箱ってなに?
  2. ハマグリを焼くと身が上についてしまうのはなぜ?
  3. QRコードはなんの模様?
という3つの話題が取り上げられた。

 まず1.については「とび箱は馬」であると説明された。とび箱は中性ヨーロッパで木馬を使った騎乗訓練に由来しているという。当時は重さ20kgの甲冑をつけて剣を持ったまま馬に飛び乗ることが求められていた。その後、スウェーデンの体育学者ペール・ヘンリック・リングが国民の体力作りのためスウェーデン体操を考案しその中で今の形のとび箱を取り入れたという。跳馬やあん馬も起源は同じ乗馬訓練にあった。とび箱が日本に入ってきたのは1913年、スウェーデン体操を基に作られた教科書の中でとび箱が紹介され全国に広まったという。学校でとび箱を教える意義としては「人生の壁にぶち当たったときに諦めないで挑戦をするんだという力、努力をする力をつけること」であると説明された。
 私自身は、小学校の頃にはとび箱を得意としていたが、かならずしもそれによって努力を力が身についたという実感は無かった。




 次の2.のハマグリの件だが、放送では「下が熱いから」と説明された。ハマグリには貝柱が2つあり、それぞれ上下の貝殻にくっついていて貝殻を閉じるように働く筋肉であるが、下のほうが加熱されると貝柱の下の部分が縮み、かつ貝殻とくっついている部分の粘着力が熱で弱まって貝殻から離れてしまうため、上の貝殻のほうに身がついてしまう。このことにより貝のバランスが崩れて貝の汁がこぼれてしまうという問題が生じるが、最初にこぼれる汁は海水なのでこぼれても構わない。その後、上下を逆さにしてから最後の汁を残すようにすると美味しく食べられるという。この方法は、アサリやホンビノスガイでも有効であるが、ホタテは例外であり、ホタテ貝をよく見ると上下があり、黒いほうが平らで白いほうが丸みがあり、平らの方を下にして焼き焼き上がったら丸みがあるほうを下にするのが良いという。
 ここからは私の感想・考察になるが、私は貝類を好物としているものの、自分で調理するのは貝を大量虐殺しているようであまり好きではない。子どもの頃、シジミやアサリを鍋で煮ると貝殻が開くのは、貝たちが熱で苦しくなって口を開けてしまうのだと教えられたが、実際は苦しんでいるのではなく、貝柱の筋肉が弱った結果だったようだ。なので貝が死んでいても貝は開くように思う。これも子どもの頃、貝汁の中に貝殻が開いていないものがあればそれは最初から死んでいた貝なので腐っているから食べるなと教えられたが、実際には煮た後でも貝殻が閉まっている貝は、箸でこじ開けると砂しか入っていないことが多いように思われる。




 最後の3.については「QRコードの模様は囲碁」と説明された。放送ではQRコードの産みの親である原昌宏さんがお出ましになり、QRコードの特長を説明された。
 QRコードについては2020年5月17日にNHKサイエンスzeroで「驚異の自動認識技術!QRコード開発秘話」を視聴したことがあり、その感想は、 に記したことがありここでは繰り返さないが、一番スゴイと思うのは特許権をオープンにしたことだろう。これによって世界中に普及した。

 QRコードは原さんが仕事を忘れてボーッと囲碁をしていた時に閃いた、ということで、放送では33×33という特別の碁盤を用意し、そこにQRコードのルールにそって碁石を並べる実演が行われた。すべて並べ終えた「碁盤」をスマホのカメラで認識させると、チコちゃんの放送サイトの特別の画面が表示された。
 私自身もさっそくスマホで試してみたが、通常のQRコードに比べると撮影の距離などで工夫が必要ではあるものの、確かにちゃんと当該の画面が表示できた。なおタブレットのほうにはQRコードを解析するアプリを入れているが、それによれば当該の33×33碁盤のコードは、

https://www.nhk.jp/p/chicochan/tsR12Z9955V3/

というURIにリンクされていることが分かった。最近は何でもかんでも「スマホでQRコードを読み込んでください」と案内されることがあるが、基本は何らかのサイトへの直接リンクであって、上掲のようなURIの文字列のみがQRコードに記されているだけであるようだ。なので、気軽にQRコードを読み取っていると、悪意のあるサイトへの誘導されたりGPSによる位置情報が把握される恐れがあり危険。特に最近のスマホでは読み取っただけで直ちにリンク先の画面が表示されてしまうので注意が必要。(こちらこちらに関連記事あり)。