じぶん更新日記・隠居の日々
1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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 「接写で楽しむ雑草の花」。今回はホトケノザ。ウィキペディアに「上部の葉脇に長さ2センチメートルほどの紫で唇形状の花をつける。上唇はかぶと状で短毛がびっしり生え、下唇は2裂し濃い紅色の斑点がある。」と記されているが、接写すると確かに、かぶと状の花の外側(背中側)にビッシリと短毛が生えていることがよく分かる。

2021年3月27日(土)



【連載】あてにならない未来予測(4)

 昨日に続いて、

●週刊現代BACKS 日本の十年後一イラストで見るあなたの豊かな「あした」(講談社)

という本をネタにした未来予測の検証。今回は、最終回として、生活面で、大きく外れた予想をいくつか挙げてみることにしたい。
  1. サラリーマン「新三種の神器」
  2. 女性は三回結婚する
  3. 犯罪はますます割に合わない“商売”
 まず、1.のサラリーマンの「新三種の神器」というのは、
  • パーソナル・カー(一人乗り、電話設備やテレビ、ポケットコンピュータを装備)
  • ポータブル・コンピュータ(ワープロ内蔵、32キロビット)
  • カード(多機能の1枚のカード)
となっていたが、パーソナル・カーは殆ど普及しなかった。ポータブル・コンピュータは一時期普及したが、その後、スマホにとってかえられた。カードは、マイナンバーカードすらいまだに利用範囲が限られている状態。

 2.の「女性は三回結婚」というのは、アメリカでは「恋愛」、「子育て」、「茶飲み友達」という傾向があるらしいが、日本の場合は「恋愛と子育て」、「熟年結婚」、「夫の死後の茶飲み友達」の3回ということだが、予想者もそれほど確信を持っているわけではない。そもそも女性が3回結婚するというなら男性も3回結婚しなければならないが、男性のほうが平均寿命が短いため、「夫の死後の茶飲み友達」という男性相手を見つけるのは容易ではあるまい。いずれにせよ、再婚がそんなに魅力的かどうかは分からない。

 3.は、「科学捜査ですぐに御用」となるので割に合わないという予想だが、確かに、防犯カメラやDNAによる捜査は格段に進歩した。その反面、ネット犯罪や、なりすましによる振り込め詐欺などはますます巧妙化している。

 不定期ながら次回に続く。