じぶん更新日記・隠居の日々
1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



12月のインデックスへ戻る
最新版へ戻る

 工学部前の防火用の貯水池。夏は睡蓮の花が咲いていたが、いまの時期は落ち葉が浮かび、周囲の低木は紅葉、後ろの半田山も紅葉しており、季節感あふれる光景となっている。


2020年12月08日(火)



【小さな話題】

歳をとったせいか、分からない映画が増えてきた

 妻が録画していた「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」という映画(11月13日放送)を夕食時に少しずつ観ていたが、映像効果は素晴らしかったものの、ストーリーどころか、主人公が誰なのかさえ理解できない作品であった。
 妻に尋ねたところ、主人公はニュート・スキャマンダーという魔法生物学者ということで、確かに映画の中での登場回数はいちばん多かったようにも思われたが、他のキャストもいろいろ登場していて、スキャマンダーの行動だけを中心に描いていたわけではなかった。
 そもそも私は、人の顔や名前を覚えるのが苦手であり、いろんな人物が出てきたり、過去にさかのぼったシーンが出てきたりすると、誰が誰だったか分からなくなってしまう。といって、映画を理解するためにわざわざ暗記カードやメモを使うのは面倒なので、結局何がなんだか分からないままに終わってしまう。
 最近は、テレビで放送されている映画やドラマを録画しても、最初のほうをちょっと観ただけでギブアップしてしまうことが多くなった。新しい映画を観るよりは、昔観た映画を懐かしむほうが記憶に負担がかからなくてリラックスできる。




今年の漢字は、本命が「疫」、対抗が「禍」、大穴が「密」、「粛」

 毎年12月12日に今年の漢字が発表されるが、これを前に、SNS上でいろいろな予想が出され、話題になっているようだ。
 ということで私も予想してみるが、今年はなんといっても新型コロナの世界的な蔓延が話題であり、喜ばしいことではないのだが、これを表す漢字1文字としては「疫」が最適であるように思われる。

 と思ってネットで検索したら、12月8日、台湾では一足早く、「疫」が今年の漢字に選ばれているという。台湾の場合は、一般投票で選ぶらしいが、「疫」は投票総数の約3分の1に当たる2万8441票を獲得したという。やはり「疫」が本命か。

 「疫」以外の候補としては「コロナ禍」の「禍」が挙げられる。もっとも、「禍」は「渦」に誤表記されている場合もあり、いまいち定着していないように思われる。

 このほか、昨日も取り上げた「密」や、「自粛」の「粛」も候補に挙げられるだろう。

 ということで、私の予想は、本命が「疫」、対抗が「禍」、大穴が「密」、「粛」としておく。