じぶん更新日記・隠居の日々
1997年5月6日開設
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 2019年09月のウォーキング総括。2019年09月は、総歩数23万24637歩、1日あたり7748歩で、先月8月の5947歩を大きく上回ったものの、先々月の113612歩には至らなかった。
 9月は西チベット旅行に出かけたため、標高4500m以上の高所ではなかなか歩くことができなかった。歩数が多かったのは標高3600mの拉薩での街歩きと、グゲ遺跡の古城のてっぺんまで登った時くらいであった。また、四駆で悪路を走った日は、車が揺れたために歩数がカウントされた日もあり、真の歩数はもっと少ない可能性がある。
 グラフはいつもの通り、毎日の歩数を少ない順に左から並べたもの。左端の落ち込みは、その月に何らかの事情で歩数が少なかった日があることを示す。右端はその月に最も多く歩いた日の歩数。グラフが水平であればあるほど、日々の歩数がほぼ安定していたことを意味する。

2019年9月30日(月)



【連載】

#チコちゃんに叱られる!「イライラのイラ」、「しょっぱい汗」

 昨日に続いて、9月27日放送の、チコちゃんに叱られる!【2018年9月14日の再放送】。本日は、
  1. なぜ日本人はここまでカレーライスが好き?
  2. カスタネットはなぜ赤と青?
  3. 「イライラ」の「イラ」って何?
  4. なぜ汗はしょっぱい?
という4つの疑問のうち、残りの3.と4.について考察する。

 まず3.の「イライラ」の「イラ」が棘に由来することはある程度想像できた。私自身は、かつてモンゴルのミニ富士山に登った時に、素手でイラクサを掴んでしまって酷い目にあったことがあった。

 「イラ」に相当する漢字は「刺」や「くさかんむりに刺」のほか、「苛」という字が変換されるが、この「苛」にはもともと「苛める」、「苛酷」といった意味がある。日本語では、大和言葉に漢字が当てられることで、大和言葉のもともとの意味に当てはめられた漢字の意味が付加されることもあるように思われる。このことが、棘のメタファーとしての「イラ」の意味をさらに拡げた可能性があるのではないかと思われる。

 もう1つの4.であるが、汗はもともと気化熱の作用により体温や脳の温度を下げるためにかくものであり、血液の成分から作られる。その際、ミネラルなど貴重な栄養素は汗腺のフィルター作用により血液に戻されるが、汗をかくのがヘタな人はナトリウムや塩素を排出してしまいそれらが体の外で変化するとしょっぱい汗になるという説明であった。

 上手に汗をかくためには普段から汗をかくことが重要で、その1つとして、42℃前後のお湯に手足の先端を5〜10分ほどつけるという「汗腺トレーニング」が有効。そのいっぽう、半身浴でかくデトックス効果は期待できないとも指摘されていた。

 ここからは私の感想になるが、今年の8月に「暑熱馴化」と称してほぼ毎日、炎天下に半田山植物園の山に登ったことは結果的に「汗腺トレーニング」になった可能性がある。

 日帰り温泉などにあるサウナも「デトックス効果」自体は疑わしいものの「汗腺トレーニング」にはなっているように思う。ま、日帰り温泉利用は、のんびりとくつろぐこと自体に健康増進効果があり、それ以外の何たら効果と言われるようなものはあまり期待しないほうがよさそうだ。