じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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 写真で綴る岡大20年(1)ピーチユニオン建設と旧施設取り壊し
 2月21日に、定年退職企画の1つとして、私が撮影したデジカメ写真で岡大の20年や、岡大・七不思議、絶景、レアな風景などを紹介することになっている。

 私が岡大に赴任したのは1991年4月であり27年間の在籍となるが、写真の記録が残っているのは1998年頃からとなっている。理由は、デジカメで写真を撮り始めたことによる。(過去記録によると、私がデジカメで撮った最初の写真は1997年12月25日となっていた。)。それ以前の写真も若干あるが、すべてプリント写真をスキャナで読み込んだ画像となっている。

 連載の1回目は、ピーチユニオン建設工事とそれに伴う旧施設取り壊しの写真。左上が1998年3月13日、それ以外は1998年7月2日、7月3日、7月22日に撮影。

 岡大生協設立前は旧施設には「共済会」の店舗が入っていた。床屋、書籍(新本と古書)、雑貨などがあり、昭和三十年代の面影が残っていた。

2018年2月10日(土)


【思ったこと】
180210(土)ボーム『行動主義を理解する』(82)ルール支配行動と思考(5)

 3月の某企画で巨視的行動主義について言及する予定があるため、昨年10月5日で中断していたボームの本についての連載を復活させることにしたい。

 本書225頁からは、なぜルールに従うのかということが論じられていた。(関係フレーム理論では、このようなルール支配行動はプライアンスと呼ばれている。) 本書では、幼少時からの家庭内でのしつけや遊びを通じて、ルールに従うことが何度も何度も強化され、般化したスキルになったと論じられている。

 続いて、226頁からは、ルールはどこにあるか?という興味深い問題が論じられている。素朴には、からだの中のどこかにルールを記したポスターか六法全書のようなものがあって、適宜、追加したり書き換えたりしているようなイメージが浮かぶ。しかし、巨視的行動主義の立場から言えば、ルール支配というのは近接的強化による制御より究極的強化が優位になるプロセスであり、必ずしも言語的に明示される必要はない。

 次回に続く。