じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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 ネット上の無料サービスやポイント付与システムの打ち切り・変更の事例。↓の記事参照。

2017年11月17日(金)


【思ったこと】
171117(金)ネット上の無料サービス&ポイント付与の打ち切りや変更にどう対処するか

 このWeb日記執筆や毎日平均1万2000歩ウォーキングなど、私自身の日常には長期間続けている行動が少なくない。しかし、無料サービスを利用していると、運営者の都合で一方的に打ち切られることがある。大変残念なことではあるが、無料ということである以上文句も言えない。自力で対応策をとっていくほかはない。

 ネットの世界で、打ち切りによって打撃を受けたサービスとしては、これまでにも、日記才人(もともとは日記猿人)、旅行アルバムを投稿するLife-X (ライフ・エックス) などがあった。今年の9月以降でも、 などが予告されている。特に「脳年齢チェック」は、認知症予防トレーニングとして日々記録をとっていただけに、打撃は大きい。

 このほか、この先、万が一にでも打ち切られると大きな影響を受けそうなサービスとしては、
  • このWeb日記を格納しているYahoo!ジオシティーズのホームページスペース提供(ジオプラスで毎月500円)
  • 楽天ブログ(無料)
  • フォートラベルの旅行記、クチコミ
などがある。
 運営業者も慈善事業ではなく営利目的で提供しているわけだから、儲けにならない、もしくは、コストがかかりすぎて経営を圧迫するという事態になればバッサリ切り捨てることになるだろう。

 余談だが、それぞれの業者も、コスト削減に苦労しているようである。Gポイントでは、たいがいのゲームをするとご褒美が貰えるようになっている。少し前までは、ご褒美の最小単位は1Gポイント(1円相当)であったが、少し前にスタンプ制度に移行し、10スタンプ貯めないと1Gポイントが獲得できない仕組みに変更された。もともと1円程度のご褒美では、行動分析学で言うところの好子(コウシ、あるいは強化子)にはならないと思っていたが、この背景の1つには、どうやら、ロボットを利用して、短時間で大量のポイントを稼ぐ動きがあったようである。私のような素人にはよく分からないが、どうやら通常、人間が手動で行う一連の操作を自動的にやらせるプログラムがあるらしい。一時、ゲームを始める前に手動認証がかかったことがあり、実際にそういったケースを防ぐ動きがあった。

 フォートラベルの旅行記、クチコミにおいても、1日に何件ものホテルクチコミを書いている人がいた。毎日違うホテルに泊まっていたとしても1年で最大365件(閏年なら366件)のクチコミしか書けないはずであり、これは明らかに架空のクチコミということになる。そのこともあって、現在ではクチコミや旅行記は、投稿すること自体は無制限であるが、ポイント付与には上限がかけられている。旅行記投稿が月間最大1500ポイント(3件まで)というのは少なすぎる印象もあるが、もともと旅行好きな人であれば、ポイントが貰えなくても、もっと多数回投稿を続けるかもしれない。

 ポイントのことでもう1つ脱線するが、9月の初めから、「楽天ポイント→ANAマイル」への交換にいくつかの制限がかけられるようになった。私の場合、楽天ポイントの大半はANAマイルに交換した上で、成田空港まで往復する際の特典航空券利用にあてていたので、この制限は不便きわまりない。一連の対応を見ると、どうやら、海外からの利用システムを悪用した何らかの不正行為があったように見受けられる(←不正アクセスにより楽天ポイントを盗み出し、一気に別のポイントに交換してしまうとか)。しかし、そういった不正行為は、セキュリティ強化によって防ぐべきであり、善良なユー-ザーに手間をかけるような方策はとるべきでないと思う。

 元の話題に戻るが、営利目的のサービスであれ、善意の無料サービスであれ、いつかは打ち切られることを想定しなければなるまい。打ち切られた時点で心機一転、別の行動を始めるのも1つだが、長期間の継続を保つためには何らかの防衛手段を講じておく必要もある。私の場合、少なくともこのWeb日記に関しては、ハードディスクやUSBメモリにすべての執筆内容が保管されているので、万が一、Yahoo!ジオシティーズが閉鎖されても、半日もあれば、別のホームページスペース提供サービスにそのコンテンツを移設できるようになっている。(といって、そこまでするほどの資料的価値は無いだろうが。) 旅行記のほうは、Life-X (ライフ・エックス)打ち切りでかなりの打撃を受けたままになっている。定年退職後にヒマができたら、Web日記同様、常時移設可能なコンテンツとして再整理したいと思っている。