じぶん更新日記

1997年5月6日開設
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 ATOK2016の新機能「リフレッシュナビ」。サムネイルをクリックすると表示されるように、疲労感のほか、入力文字数、入力ミス回数、入力精度、指の移動距離、連続入力時間がカウントされる。↓の記事参照。

2016年02月8日(月)


【思ったこと】
160208(月)ATOK2016の3つのスゴイ機能

 「一太郎2016」を発売初日の2月5日に購入した。このうち、「詠太」の英語読み機能については2月5日の日記で取り上げたところであるが、その後、日本語入力システムATOK2016のほうでもいくつか新機能が加えられていることを実感した。

 まずは、ATOKタイプコレクトという入力補助機能である。私のように指先の動きがおぼつかない高齢者になると、タッチタイピングのさいの入力ミスが起こりやすい。この補助機能のおかげで、ちょっとした打鍵ミスの場合、お目当ての変換候補を打ち出してくれるというのが有難い。

 リンク先には「sとhsyぴ」を「ありがとう」に変換するという例が挙げられていた。「sとhsyぴ」というのは、QWERTY配置のキーボードで、ローマ字で「arigatou」と入力すべきところ、キーを右にずらして打ってしまった場合に打ち出される文字列のことであるが、この補助機能のおかげでちゃんと「ありがとう」という候補が表示される。

 試しに「okayama」と入力する時に、キーの位置をずらして「plすs、s」と打ってみたが、ちゃんと「岡山」という候補が現れることが確認できた。但し、「hasegawa」を「jsdrhせs」と入力しても「長谷川」という候補は現れなかった。なおこの機能は、妙な変換ばかり確定していると学習機能により、妙な候補が先頭にランクされるようになるので、遊びは禁物。

 第二の便利機能は、「ATOKイミクル」という辞書検索機能である。ブラウザ、PDF(但し文字列が画像ではなくテキストとして範囲指定できる場合に限る)などを使用中、意味の分からない単語を範囲指定して[Ctrl]キーの2度押しするだけで、ATOK連携電子辞典の辞書引きが行えるようになった。従来、入力中の単語はそのつど辞書検索ができていたが、表示された文字列の辞書引きは、文字を入力しなおす必要があった。ちなみに、Yahooツールバーでは、ブラウザで範囲指定した文字列がそのまま検索機能にコピーペーストされる機能があるが、現在これをアドオンできるのはInternet Explorerのみ(Firefoxやマイクロソフト・Edgeではアドオンできない)となりだいぶ不便になっている。

 第三の便利機能は、「リフレッシュナビ」という機能である。ATOKのメニューを開くと、直近1時間の疲労感、入力文字数、入力ミス回数、入力精度、指の移動距離、連続入力時間が表示される。また「疲労感」が一定レベルを超えると、自動的に警告が発せられるようにもなっているようで、私も一度「そろそろリフレッシュしませんか」というオススメを受けたことがあった。この機能は、労働現場での健康管理にも活用できるように思う。