じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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 北福利施設(生協マスカットユニオン)の入口の床に「今年の恵方」のステッカーが貼られており、今年は南南東と記されていた。

 ウィキペディアによれば、
歳徳神(としとくじん、とんどさん)の在する方位を恵方(えほう、吉方、兄方)、または明の方(あきのかた)と言い、その方角に向かって事を行えば、万事に吉とされる。
【中略】
歳徳神の在する方位(すなわち恵方)は、その年の十干(じっかん、甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸)によって決まる。
とあった。

 もっとも、十干と各要素との関連の表を見ると、「甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸」で方位360°が10分割されているわけではないようだ。このあたりの仕組みはよく分からないが、十干のうち丙・辛・戊・癸にあたる年(西暦の1の位が1、3、6,8にあたる年)の恵方は24方位の丙に対応している。今年は「丙」(ひのえ)であるため、恵方の方位は方位角165°(時計の文字盤の5時と6時の間)となる。じっさいには南南東(157.5°)よりやや南の方角が正しい恵方になるようである。

2016年02月1日(月)



【思ったこと】
160201(月)2月に期待されるTV番組

 2月にぜひとも視たい番組を備忘録がわりにメモしておきたい。
  • NHK 100分で名著アドラー「人生の意味の心理学」2016年2月3日(水)午後10:00〜10:25/Eテレ(教育)
     この日記でも何度も取り上げさせていただいている『嫌われる勇気』の岸見先生が出演される。ぜひとも拝聴させていただきたい。
     若干気がかりなのは、視聴者の中に、アドラー心理学の主張の中で自分に都合の良い部分だけを取り入れて他者に無関心な生き方を目ざす人が出てこないかということ。こちらに記されているご発言の通り、
    ...アドラー心理学は、使い方や解釈の仕方を一歩間違えると危険な面もあると思います。すごく危険ですね。たとえば「対等な横の関係」というアドラー心理学の基本概念をしっかり理解していなければ、アドラー心理学で語られる技法は有害以外の何物でもありません。アドラーの本を読んで「これは使える」という発想をした人はアウトなのです。アドラーが唱えたのは自分を変える方法であって、他者を操作する技法ではない。毒にも薬にもならない心理学ではなく、毒にもなるし薬にもなる。その意味で私は、アドラー心理学のことを「劇薬」だといっています。
    という点を肝に銘じて拝聴する必要がありそう。

  • 放送大学2014年版再放送:認知行動療法 2/13から2/20まで集中放送。毎朝7時半〜9時。
     放送大学の番組は、昨年11月、出張先のホテルでたまたま視たことがきっかけとなっている【1月14日の日記参照】。このため、前半部分がまだ視聴できていない。最終回(15回)の放送によると、前半部分では、どうやら奥田先生が出演された模様である。どのようなお話をされるのかまことに興味深い。
     余談だが、第15回の振り返りでは、奥田先生ご登場シーンには、行動分析学の重鎮のSu先生とShi先生が写っていたように見えた。私の錯覚なのか、その場に居合わせておられたのかも確認させていただきたいと思っている。

  • 世界の果ての通学路2016年2月7日(日)午前0:25〜午前1:45 [6日(土)深夜](80分)
     この放送は昨年のお正月に放送されたことがある。2015年1月4日の日記にも記したが、
    感動的な内容であったが、映像で伝える以上は、撮影スタッフが同行していたはずで、日頃の通学風景ではありえないハプニング、ひょっとしてヤラセもあったのではないかとついつい疑ってしまう。ケニアの子どもが象から身を隠すシーンなどでは、撮影スタッフはどうやって自分たちの身を守ったのだろうか。また、インドの子どもたちが押していたボロボロの車いすは車体部分もスポークも今にも折れそうなほどにさび付いていた。タイヤのほうもあれほどパンクしたら短時間での修復は不可能のはず。ということで、感動的な映画ではあったが、少々不自然さが目についた。
    という印象があった。前回放送の時は録画しておらず十分な検証ができなかったので、今回、改めて「ヤラセ」的な内容があるのかどうか、確認してみたいと思っている。