じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



10月のインデックスへ戻る
最新版へ戻る

 気象庁統計に記されているように、岡山では10月28日の夜、5.0ミリの降水量を記録した。0.5ミリ以上の雨が降ったのは10月2日以来となった。
 雨が降らなかったことで、3日に一度ほど、如雨露でコスモスや百日草の水やりを続けていたが、これでしばらくは楽になりそう。

2015年10月28日(水)

【思ったこと】
151028(水)『嫌われる勇気』(62)普通であることの勇気

 10月19日の続き。今回は、「普通であることの勇気」について考えてみることにしたい。

 260〜263頁のあたりから要約引用すると、
  • なぜ「特別」になる必要があるのか?それは「普通の自分」が受け入れられないからでしょう。【260頁】
  • 普通であるこは、無能なのではない。わざわざ自らの優越性を誇示する必要などない。
  • 【「青年」の疑問】「普通」であることを受け入れることは怠惰な自分を肯定することにつながるのではないか? 人生には高邁なる目標が必要。→この考え方については、次節の「人生とは連続する刹那である」で否定される。
 ちなみに私自身は、特別でありたいとも普通でありたいとも思ったことはない。少し前に視た「思い出のマーニー」で、主人公が短冊に「普通になりたい」と記すシーンがあったが、私自身は、子どもの頃から「はせがわくんって、変わっているね」と言われながらも、別段、それで悩んだことはなく、マイペースを貫き続けてきた。

 私の場合、「みんなと同じことはしたくない」という傾向が無いわけではないが、大勢の人がやっていることと自分がやっていることが結果として一致したとしても、それをもって反発するわけでもない。要するに、流行とか多数派の動きとかには無頓着であり、他者の目は気にしない、他者評価に振り回されて自分の行動を変えることはない、ということである。

 であるからして、別段「普通になりたい」とは思わないが、意図的に「特別になりたい」などと思ったことはない。周囲との協調や円満な交流は最低限必要であるとしても、それ以上に、標準とか評価とかに引きずられる必要は全く無いと考えている。

 不定期ながら次回に続く。