じぶん更新日記

1997年5月6日開設
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岡大構内の彼岸花(2)本部棟近くの群生

 昨日の続き。2回目は、本部棟近く(岡大・南北通り西側)の遊歩道沿いの群生。樹木があるため、開花は少し遅く、大半は蕾状態となっている。10年前とほぼ同じ規模。

2015年09月13日(日)



【小さな話題】

木を見て森を見ない

 9月14日朝のモーサテでゲストの方が新興国リスクに関して「木を見て森を見ない」という興味深い経済視点を掲げていた。「木を見て森をみない」というと、普通は個々の事象にこだわって全体を見渡していないという意味に受け取られるが、ここでは、敢えて逆に、「森を見ないで個々の木の特徴をよく見よう」というような意味で使われていた。今回言われている新興国リスクは、かつてのアジア通貨危機と異なり、ソブリン系の危機はそれほどではない。むしろ個人債務が大きな波瀾要因となっているが、その事情は国によって異なる。よって、新興国全体ではなく、それぞれの国の事情を勘案した上での対応が必要というような意味らしい。




「ローカル路線バス乗り継ぎの旅第21弾 大阪 堺〜三重 鳥羽」

 9月12日に放送されたTV東京系「土曜スペシャル「ローカル路線バス乗り継ぎの旅!第21弾 ふれあい珍道中」を録画再生で視た。紀伊半島は今年の春にも旅行したばかりであり、潮岬や串本のホテルにも泊まったことがあり、懐かしい風景を楽しむことができた。

 自家用車利用の場合は、朝、伊勢の二見浦のホテルを出発して、那智大社、花の窟、恋人岬・夫婦波などを観光しても夕方には白浜のホテルに悠々到着できる道のりであったが、路線バスしか利用できないとなると、相当の難コースになるようようであった。特に、白浜と串本のあいだは路線バスがつながっていないというのは驚き。ま、普通はJRが利用できるのでそれほど不便は無いかも。そのいっぽう、紀伊田辺と新宮の間の熊野古道経由の路線バスはしっかり運行されているようだ。世界遺産人気で採算がとれるためだろう。

 ネットで検索したところこちらに正解ルート案が公開されていた。特に興味深い情報は以下の通り。
  • 実際のルートの2日目、「須谷会館→徒歩3.1km→藤並駅16:03→16:16金屋口16:14→16:51川原河17:04→17:30頃愛徳荘前」という行程は、金屋口で出発を待ってもらったことで実現した。
  • 別ルートで五條〜新宮間のバスは本州最長距離を走ることで知られる「八木新宮特急」バスがあった。現在、国道168号線に不通区間があるが、不通区間を迂回するバスが運行されていた。
  • 今回のルートの根幹をなす潮岬へのバスは2015年9月末を以て、勝浦〜潮岬間が廃止される。
 こうやってみると、ローカル路線バス乗り継ぎもなかなか味わい深いところがある。なお、私自身の経験から言うと、新宮市内では国道が相当渋滞することがある。10分程度の待ち合わせでは、乗り継ぎがうまくできない恐れがあるので、チャレンジをされる方があればご留意願いたい。あと、潮岬から串本ロイヤルホテルまでホテルの車で送迎してもらうシーンがあったが、通常はJR串本駅との間の送迎バスのサービスに限られており、あれは番組向けの特別サービスではなかったかという気もする。