じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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 1月15日の昼、東の上空に飛行船が出現。ズームで撮影して船名を確認しネットで検索したところ、飛行船「スヌーピーJ号」であることが分かった。全長は39.01m、全高13.41m、最大時速85.3〜88.51km。こちらの情報によると、
  • 今日、世界では約20機の有人飛行船が飛んでいます。その中で日本を飛んでいるのは「スヌーピーJ号」1機のみです。
  • 飛行船の係留には広大で平坦な空き地が必要となります。また、係留地の周りは電線が少ないことも条件となります。
  • 飛行船のパイロットは専門の資格が必要です。今日活躍している飛行船のパイロットの数は宇宙飛行士よりも少ないのです。パイロットを含め14名のクルーが離着陸をサポートしています。地上のクルーは整備も行います。
  • 無風時で、15時間連続(距離で1,000km弱)飛行することが可能です。
 なお、岡山市上空には何度か飛行船が現れているが、日本を飛んでいるのが1機であるとすると、過去の飛行船もすべてこの「スヌーピーJ号」ということになる。


2014年1月16日(木)

【思ったこと】
14016(木)100分 de 幸福論(10)フロイト(3)

 昨日に続いて、

●心理学部門:鈴木晶氏『精神分析入門』フロイト

の話題。

 番組では続いて、フロイトの基本的な考え方が以下のように紹介された【長谷川のメモに基づくため不確か】。
  • 無意識については、古代よりさまざまな思想や宗教で取り上げられてきたが、その構造を初めて体系的に考えたのがフロイトである。
  • 西洋の近代哲学は「我」から出発するがこの場合の「我」は意識レベル。フロイトは、無意識、前意識、意識をひっくるめて自分を考えた。
  • 人間の心は超自我、自我、エスという3つの国、領域、または区画に分かれる。
  • 自我はエスに追いまくられ、超自我に締め上げられ、現実に突き飛ばされながら、何とか調和を作り出そうと奮闘している。
  • 自我はすごく弱い。自我が安定しないと幸福観が得られない。  昨日の日記では少々脱線して、
    スキナーもフロイトの業績をかなりの程度で評価しているように思う。ちなみに、こちらのサイトScience and Human Behavior (free download).というところから無料で閲覧可能な『科学と人間行動』では、簡易検索をしただけでもざっと48箇所でフロイトに言及している。
    と述べたが、これは要するに、フロイトが、「我」は決して「意識レベル」だけではないこと、本能だけでないことを指摘していた点にある。

     スキナーの上掲書第24章の「心理療法」のところでは(374頁)、以下のように評価されている。但し、最後の行にあるように、スキナーは、「意識レベル」以外の影響要因をset of explanatory fictionsに託すことに対しては強く反対し、代わりに、レスポンデント条件づけ、オペラント条件づけの概念を提唱した。
    This view of mental illness and therapy owes most to Sigmund Freud. It appears to have withstood assault largely because of Freud's contributions in other directions. His great achievement, as a disciple of his said recently, was to apply the principle of cause and effect to human behavior. Aspects of behavior which had hitherto been regarded as whimsical, aimless, or accidental, Freud traced to relevant variables. Unfortunately, he chose to represent the relationships he discovered with an elaborate set of explanatory fictions.【以下略】
     じっさい、「行動分析学 Behavior Analysis」の「分析学(Analysis)」は精神分析学に由来して名付けられたと言われている。「精神」を「行動」に置き換えたという対立がある反面、思弁的な「意識レベル」だけの概念で人間行動を説明しないという点ではスキナーとフロイトは同盟関係にあるといってもよいだろう。

    次回に続く。