じぶん更新日記

1997年5月6日開設
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 2月22日の12時20分頃、岡山市上空に未確認飛行物体が出現した。拡大してみたところ、どうやら飛行船であるようだ。飛行目的は不明。


2013年02月22日(金)

【思ったこと】
130222(金)NHK朝ドラ「純と愛」の最終回は夢オチ

 2月22日放送の「純と愛」第120話は、丸焼けになった「里や」の前で茫然と立ち尽くした純が、
  • 【純は右手で自分の顔を何度もつねる】
  • (いとし)純さん、純さん、何やってるんですか?
  • (純)夢なら覚めてほしいから。
  • (いとし)純さん...【純の右手を両手でやさしく握る】
  • (純)ウソって言って。...なんで。なんでこんな目に遭わなければならないの、私たち。...ウソだよ。ウソだっ!
と叫ぶシーンで終わった。

 2月11日の日記(インデックスはこちら)以降、このドラマの最終回は「夢オチ」になるのではないか、という確信をますます強めている私であるが、上記のシーンでこの予想はほぼ確定的になった。これって、ゼッタイ伏線だ! 最終回では、長い夢から覚めてオオサキプラザホテルの面接試験の日の朝に戻った純が、同じように頬をつねって、「ウソだっ!」と叫ぶのではないだろうか。

 これを機会に、2月11日の日記に記した予想シナリオを加筆修正してみる。2月11日の予想とは多少書き換えた部分もあり。
  • 【最終回の1つ前の回で】宮古島での「まほうのくに」ホテルは大成功。待田家と狩野家の家族全員はこれを祝してパーティ。みんな揃って記念写真というシーンで終わる。
  • 【最終回の出だし】放送の冒頭はみんな揃って記念写真というシーン。ところがその画像は次第に遠くに消えていき、代わりに、携帯の呼び出し音が鳴り響き、ベッドの上ではっと目を覚ます純。そこは、大阪のホテルの一室であった。ここはどこ?と純はあたりを見回しながら、携帯を手にする。なっなんと、電話の主は、母親(晴海)であった。
  • (純)えっ、お母さん、にっ、にんちしょうは大丈夫なのっ?
  • (晴海)にんちしょうって、誰のこと言ってるの。しっかりしなさい。きょうはオオサキプラザホテルの面接試験でしょ。寝ぼけていないで、頑張りなさいよ。正も剛もちゃんとしているのに、あなただけフラフラしているんだから。
  • (純)えっ?
  • (晴海)ほら、お父さんに代わるわよ。
  • (善行)純、聞こえるか? がんばりや。乱暴な口のききかたしたらあかんで。将来は宮古のホテルを継いでもらうんやからな。期待してるで。
  • (純)えっ? お父ちゃん、海でお、おぼれて、...
  • (善行)なにアホなこと言うてるんや。このあいだ溺れかけたけど、ほれ、ちゃんとピンピンしているわい。
 しばらくすると、またまた携帯に電話がかかってきた。
  • (正)純、きょう頑張れよ。
  • (純)おっ、おにいちゃん。いっ、いまどこに居るの?
  • (正)なに寝ぼけているか。マッサージ院に決まってるじゃないか?
  • (純)剛は?
  • (正)剛はこのあいだ絵の賞もらってフランスに留学に出かけたばかりじゃないか。おまえだけフラフラしていては狩野家の恥だ。純は、宮古のホテルの跡取りなんだから、しっかりしろよ。
 純は面接試験の時間にギリギリとなっていることに気づき、慌てて会場に向かう。現実の狩野家のきょうだいはみなまっとうな生活をしており、宮古のホテルは昔のまま。善行も晴海もやさしい両親であったのだ。

 さて、オオサキプラザホテルの面接会場には、夢の中で出てきたオオサキの社長、また、面接を受ける側には田辺千香もいた。しかし、夢の中の出来事と違い、面接を担当していた部長たちはみな真剣な顔で受験者に質問を浴びせていた。まっとうな受け答えで田辺千香の面接が終わって、こんどは純の番。
  • (部長)狩野純さん。あなたはなぜこのホテルへの入社を希望されたのですか?
  • (純)はい、私は、シャ、シャチョウに...いえ、しゃっ社長さまの先代のそっ創業者さまの『歩み入る者に安らぎを、去りゆく者には幸せを』という理念に感銘し、ふつつかながら、このホテルを利用されるすべてのお客さまに笑顔になっていただきたいと考えて希望しましたっ!←こんな答え方で合格するかどうかはわからんが。
 ということで、夢の中のドタバタと異なり、面接試験はいたって厳粛に行われ、田辺千香と一緒に純も無事合格、オオサキプラザホテルで働くことになった。なおホテルには水野も居たが、品行方正で女性を誘惑するような男では無かった。



 オオサキホテルに就職してその仕事に慣れた頃、純は、弁護士の名簿をもとに、神戸にある待田家を訪ねてみた。応対に出たのは誠であったが、夢の中の誠とは全く異なり、礼儀正しいお嬢さんであった。そこで対面した待田健次・多恵子夫妻も、夢の中とは全く違っていて、きわめて温和で親切そうな人たちだった。純が、「待田愛(いとし)くんのことが知りたくでおじゃましました」というと、夫妻は、「愛(いとし)はもう何年も前に白血病で他界しています。」 純が「それは、双子の兄弟の純くんではないですか?」と尋ねると、「愛(いとし)は双子ではありません。きょうだいは誠だけです。」

 待田夫妻の話でショックを受けた純は、急ぎ足で、いとしのお墓へ。墓碑は確かに「待田愛」と記されていた。純はお墓の前で泣き崩れる。(←ここで頬をつねって「ウソだっ」と叫ぶシーンもありかも)

 墓参りを終えた純は、今度は夢の中に出てきた「里や」を探しに大正区平尾の商店街を訪れてみる。町並みは夢で見た場所とそっくりであったが、肝心の「里や」はあとかたすらなかった。茫然と立ちすくんでいると、金城志道師匠が歩いてきた。
  • (純)しっ、師匠!
  • (志道)おや、だあれ? 沖縄から来たの?
 志道は純のことを全く知らない様子であった。
  • (純)あのーっ、ここに、さとやという旅館はありませんでしたか?
  • (志道)さとや? あらいやだ。旅館じゃなくて割烹でしょっ。あそこよ。あそこは美味しいわよ。忍さんの料理は天下一品。
  • (純)上原サトさんってどうしてます?
  • (志道)あら、あそこの知り合いのかた? サトさんだったら、このあいだ忍さんと結婚して藍田サトさんになったのよ。

 志道と別れしばらく商店街を歩いていると、むこうから、若い女性が子どもを連れてやってきた。なっなんと、それはチュルチュルさん(宮里羽純)だった。チュルチュルさんは幼稚園の先生で、園児の士郎くんを美容院まで送ってくるところだったのである。美容院の中では、母親の天草蘭さんが快活に働いていた。しかし、チュルチュルさんも、蘭さんも、士郎くんも、純の顔は全く知らない様子だった。


 それから数ヶ月後のこと。ホテルの急ぎの用事で路上を走っていた純は、若い男性とぶつかる。起き上がって顔を合わせた相手は、なっなんと、愛(いとし)そっくりであった。純はビックリ。愛(いとし)そっくりさんは静かに微笑む。そして純も。...終わり。




 私の作った予想シナリオでは、最後に純にぶつかった男性の正体は謎のままとしてある。そのほうが余韻を残してよいのでは、と思ったからだ。残念ながら、「この世にいるのは不完全な男と不完全な女だけだ」、「わたしがあなたを作り、あなたがわたしを作る、それが愛だ」という偽トルストイ(=遊川和彦氏)の言葉はここには反映していない。実際にはどこかで語られるはずだ。

 私には文才がなく、超能力者でもないので、上記のシナリオ通りの展開になるとは到底思われないが、こういう終わり方のドラマであれば私としては120%満足。ホンモノが、これ以上に感動的な最終回となることを大いに期待したい。