じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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 恒例の岡大イルミネーションがマスカットユニオン前で始まった。公式情報はこちら。写真は点灯1時間前の準備状況。

なお、昨年のイルミネーションの様子はこちらに。また、それ以前の過去のイルミネーションの記録はこちらにあり。


2013年12月11日(水)

【思ったこと】
131211(水)Windows8事始め(11)タブレット事始め(4)「タッチキーボード」の功罪/ミニ・ワイヤレスキーボードとの競合

 12月9日の日記では、ATOK2012によるタッチキーボード入力について述べたが、その後に追記したように、
...ライセンス上の制限をクリアするために、ほかのパソコンにインストールしてあった「一太郎2013」をアンインストールして、こちらのタブレットのほうに付け替えてみた。その結果、数字や半角入力との切り替えが簡単にできるATOK用のタッチキーボードが新たに使用できるようになったが、その一方で、上掲のような機能を持ったファンクションキーが表示されなくなってしまった。このため、12月10日の時点で、ATOK2012の時に活用していたファンクションキーを復活させることができなくなっている。
という「改善」(?)を試みた。

 さて、上にも述べた通り、ATOK2013からは、タッチキーボード対応の入力がスムーズにできるようになり、液晶画面には、キーボードと、その上部に、変換候補が表示、そのうちの好みの候補をタッチすることで容易に入力ができるようになった。ちなみに、こちらの比較表によると、ATOKが公式にタッチキーボードに対応したのは2013からであったようである。また、表示されるタッチキーボードの概要はこちらに紹介されている。

 変換候補が表示される入力方式は、スマホではごく当たり前になっているようで、プリペイド型のガラパゴス携帯しか使っていないこの私も、年に60日間程度(←プリペイドによるEメイル発信可能期間)は、携帯からのEメイルで本文入力をする際に、この便利さを実感している。

 でもって、実際の使い勝手のほうであるが、入力の手間を省けるという点では変換候補が表示ことはまことに有り難いとは思う。わずか数文字を入れただけで思い通りの単語が出てくるというのはまことにありがたい。また、これは、タッチキーボードならではの機能と言えよう。もちろん、外付けキーボードでも、変換候補を表示させたりその中から選ぶという操作はできるが、それらに直接タッチすることはできない。

 いっぽう、定型文書を作成するならともかく、このWeb日記執筆のように、何か新しいことを考えたいと思うときにはかえって邪魔になる。というのは、自分で新しい言葉を思いつく前に、いちばんよく使う言葉が変換候補に表示されてしまうと、どうしてもそれに引きずられてしまうからである。ま、いまでも創造的な文章は全く書けていないけれども、変換候補などに頼っているとますますワンパターンな表現ばかりになってしまいそうな気がしてならない。

 また、タッチキーボードは、画面の下半分を占有してしまうため、文章全体を見渡しながら執筆を続けるのには適切とは言えない。あと、こちらの写真のBのようにミニ・ワイヤレスキーボードを外付けした場合、ATOK2012ならうまく入力できたが、ATOK2013ではエラーメッセージが出たり、文字が入力できなくなるなどの不具合が生じる場合があることが分かった。但し常にうまくいかないというわけでもなく、またMS-IMEに切り替えた時は、ミニ・ワイヤレスキーボードはうまく機能するようである。

次回に続く。