じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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 3月13日の日記で、一般教育棟C棟入口横にあった“南極の蜂の巣岩”が工事のため移動されていると書いたが、その後、3月20日夜までには、写真上のような場所に設置されたことを確認。以前の場所よりはかなり目立つ。



2013年03月23日(土)

【思ったこと】
130323(土)NHK朝ドラ「純と愛」:最終回のあらすじ公開される

 この日記で何度か述べているように、Yahooの番組予告で一週間先までのあらすじを読んでこのドラマを視てきたが、3月23日(土)になって、ついに、最終回3月30日(土)のあらすじが公開された。その内容は、
ホテルをオープンすると決意した純(夏菜)のところに、正(速水もこみち)とマリヤ(高橋メアリージュン)、蘭(映美くらら)、そして羽純(朝倉あき)が帰ってくる。皆この時を待っていたのだ。純は“これからは決して下を向かず、胸を張り、愛する人を守りながら、自分の信じた道を命懸けで進もう”と決める。たとえ愛(風間俊介)が目覚めなくても。眠る愛に改めて自分の決意と愛情を伝えた純は、そっと愛にキスするのだった。
というものであり、3月19日の日記で予想した「ねむりひめ」のエンディングとほぼ同じ展開になりそうな見込みとなった。もちろん、上述の記述だけでは、純がそっとキスをしたところ、
  1. いとしは静かに目を開けてにっこり微笑んだ。
  2. キスはしてみたが、いとしはずっと眠り続けたままで何も変わらなかった。
  3. いとしは少しだけ体を震わせたあと、お亡くなりになった。
という3通りの可能性が否定できないが、通常のドラマであれば1.になるのが必然であろう。

 もっとも、私自身の予想ではまだ思慮の足りないところがあった。私は、純が持ち前の強引さを発揮して、眠り続けているいとしを無理やり病院からホテルに連れ戻すことを想定していたのであるが、上記引用のあらすじでは、単にキスをするのではなく、「これからは決して下を向かず、胸を張り、愛する人を守りながら、自分の信じた道を命懸けで進もう」という決意を込めてキスをする模様である。要するに「キスをすれば眠りから覚める」という、お伽話の機械的な約束事ではなくて、決意のこもったキスがあって初めて眠りから覚めるという想定なのではないかと思う。そしておそらく目覚めたあとで「この世にいるのは不完全な男と不完全な女だけだ」、「わたしがあなたを作り、あなたがわたしを作る、それが愛だ」という偽トルストイの言葉が語られるのではないかと思われる。

 ということで、最後はオープニングイラスト「ねむりひめ」の動画と主題歌フルバージョンが流れてハッピーエンドになりそうな気配であるが、個人的にはいまなお、夢オチ説や、「このドラマはすべて上原サトの作品であった」説」は捨てきれない。但し、最終回の残り時間からみて、夢オチの展開は物理的に不可能。上原サト作品説であればまだまだ可能性はある。いとしがキスで眠りから覚めたあと、そのシーンが液晶テレビの画面の中に吸い込まれていき、舞台は「じつは焼失していなかった里や」のフロントに。そこでサトが「ドラマティックだねえ〜」と叫ぶという展開である。

 もっとも、裏技で推理してみると、「上原サトの作品であった説」はありえない。なぜなら、最終回の番組予告には、サト役の余貴美子さんのお名前が挙がっていないからである。
夏菜,風間俊介,森下愛子,速水もこみち,高橋メアリージュン,朝倉あき,映美くらら,吉田妙子,岡田篤哉
 ちなみに上原サトが最後に登場するのは3月27日(水)の第148回であり、その際の出演者欄には
夏菜,風間俊介,森下愛子,速水もこみち,渡部秀,高橋メアリージュン,朝倉あき,映美くらら,武田鉄矢,平良進,泉翔太,小野田翔空,安養寺可蓮,城田優,田中要次,吉田羊,黒木華,余貴美子ほか
というように、ちゃんとお名前が挙がっている。出演者のお名前というのはかなり厳格に表示されているみたいで、回想シーンはもとより、故人として写真1枚に写っているだけでも武田鉄矢(純の父)、平良進(純のおじい)というように必ず名前が出てくる。