じぶん更新日記

1997年5月6日開設
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§§ 2012年版・岡山大学構内でお花見(30)皆既日食風の芍薬の蕾

 5月19日(土)の夕刻は薄雲がかかり、ぼんやりと夕日が見えていた。芍薬の蕾を前景に、皆既日食風の写真を1枚。

 ※岡山大学構内の花だよりのアルバム(追記更新型)をLife-Xに公開中です。随時追加していきますので、時たま覗いていただければ光栄です


5月19日(土)



【小さな話題】

旭天鵬がんばれ!

 大相撲夏場所14日目は、3敗で並んでいる稀勢の里、栃煌山、旭天鵬がそれぞれ持ち味を出して快勝し、20日の千秋楽を迎えることになった。3力士のうち2人以上が勝てば優勝決定戦、1人ならその力士、全員敗れれば4敗力士を含めた優勝決定戦となる。

 今場所は、本命の横綱・白鵬が初日に左手人さし指を剥離骨折した影響もあって4敗となり、大関陣も史上初の6大関などと賑やかになったものの皆ふがいなく、これまであまり注目されてこなかった平幕力士に優勝のチャンスがまわってきた。

 3敗の3力士の中で私が特に応援したいのは、37歳8ヶ月で現役最年長関取の旭天鵬関である。稀勢の里栃煌山はいずれも25歳で、これから先何度も優勝のチャンスがあるが、旭天鵬は年齢的にみても、来場所以降の白鵬の復活の可能性を考えてみても、今回が最後となるかもしれない。(実年齢としてはまだ中年ながら)力士年齢としては高齢力士にあたる旭天鵬が優勝すれば、高齢者にとっても大きな励みになるであろう。

 ちなみに、旭天鵬はモンゴル・ウランバートルの出身(モンゴルから初めて来日した6力士の一人)でモンゴル語名は 「ニャムジャウィーン・ツェウェグニャム」(Нямжавын Цэвэгням)だそうだが、ウィキペディアによれば、
  • 2004年(平成16年)1月 - 日本国籍取得を申請
  • 2005年(平成17年)5月12日 - モンゴル国籍を離脱
  • 2005年6月22日 - 旭天山と共に日本国籍を取得し帰化。
となっているので、現在は、日本人力士である。『外国人力士はなぜ日本語がうまいのか』でも紹介されているように日本語を流暢に話す。今回優勝できれば、師匠(但し、2012年3月で停年退職)で義父の元大関・旭國もさぞかしお喜びになるだろうし、大島部屋を閉鎖してまで旭天鵬の現役力士を続けさせたことの読みが大当たりであったと高く評価されることになるものと思う。