じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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 工事のための一時的な移転先である自然科学研究科棟は、耐震基準を満たしており震度6程度の地震ではびくともしないと思っていたが、意外な落とし穴があった。外壁面に貼られていたタイルが雨水や地衣類の繁殖で浮き上がり、一部に落下の恐れが出てきたというのである。写真下は、自然に落下したものではなく、おそらく落下の危険のある部分を工事のために剥がしたものと思われるが、こんな薄っぺらいものが貼られているとは思いもよらなかった。大学構内のレンガ造り風に見える建物の多くは、コンクリートの壁面にこうしたタイルを貼り付けただけかもしれず要注意である。

11月16日(水)

【思ったこと】
_b1116(水)日常行動改善計画へのヒント(1)早寝早起き習慣と規則的生活のススメ

 数日前になるが、行動分析学関連の某授業(社会人向け)で、最終回の時間に、
  • 日常行動の中でもっと増やしたい行動
  • なかなか始められない行動
  • 長続きさせたい行動
などを、個人情報流出にならない範囲で挙げてもらった。その中から代表的事例をいくつか取り上げてみたい。

 最初の事例は、「遅寝遅起き」を「早寝早起き」に改善したいという要望であった。

 ここではまず、睡眠時間が十分に確保できているのか、就寝時刻が不規則なのか、それともいつも(規則的に)遅寝になっているのかを記録する必要がある。仕事などやむを得ない理由で就寝時刻が不規則である場合(例えば夜勤・当直などがある職種)では、そもそも「早寝早起き」を習慣化することは物理的に困難である。そういう場合は、睡眠時間確保を最優先として、1日28時間リズムというような、仕事に合わせた生活スタイルを確立するほかはあるまい。

 いっぽう、いつも同じように遅寝となってしまって、かつそれが仕事上のやむを得ぬ理由によるものでない場合は、そもそも、寝るまでの時間に何をしているのかをしっかり記録する必要がある。例えば、テレビを視ていて夜更かしするというのであれば、HDDなどに録画しておいて別の時間に視るようにすればそれで済むはずだ。

 なかなか寝付けないので結果的に遅くまで起きてしまうというケースもあるかと思う。私自身は布団にもぐってから数分以内に眠りに入る、寝付きのよいタイプなのでそのことで悩んだことはないが、なかなか寝付けなかったり、夜中に目が覚めてしまって再び眠れないという人はさぞかし苦痛であろうとは思う。これは、睡眠コントロールの問題であり、別のかたちで安定した睡眠を確保するための対策を講じなければなるまいが、一般的に言えることはやはり、規則的な生活習慣を確立することに尽きるのではないかと思う。でもって、規則的な生活というのは、寝る前や、朝起きた時に、同じ時刻に必ず同じ行動をするということになる。結局は、そうした行動をいかに強化するのかという、行動分析学的な課題に戻ることになる。私の場合で言えば、寝る前であれば、夕食後の散歩行動、朝起きた直後であれば、早朝の散歩やWeb日記執筆がこれにあたる。規則的な生活習慣はいっけん窮屈で自分を束縛しているように見えるが、実際は逆であり、規則的に生活すればするほど、それぞれの割り当ての時間で、なすべきことを精一杯に頑張ろうとするので、結果的にはより多くのことができるようになりその分、自由な時間も有効に活用できる。不規則なままで何をしようか迷いながら一日が過ぎているというよりは遙かに能動的である。

 次回に続く。