じぶん更新日記

1997年5月6日開設
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 岡大・自然科学研究棟から眺める「岡山タワー」ライトアップ/青色ライトアップの謎

 昨日の日記に自然科学研究棟の屋上からのパノラマ風景・南方面の写真を掲載したところであるが、私の一時移転先研究室の窓からも南向きであるため、ほぼ同じような風景が見えている。但し、屋上より低いので、手前の木々や建物に遮られて見えにくい部分もある。

 写真は、10月26日に撮影した夜景。ファジアーノ岡山の試合が行われているため、「岡山タワー」(正式には、「OHK岡山放送・本社屋上電波塔」)が赤くライトアップされていた。

 ところでこの「岡山タワー」であるが、10月21日の夜にはなぜか青い光でライトアップされていた(写真左下)。ネットで検索してみたが、10月21日には岡山県総合グランド内の武道館で「岡山アワード」授賞式があったという程度の情報しか入手することができなかった。

10月27日(木)

【思ったこと】
_b1027(木)日本園芸療法学会2011年長野大会(1)

 表記の大会が、10月29日(土)〜30日(日)に信州大学農学部キャンパス(総合実験実習棟30番講義室)で行われる。この大会は、長野県上伊那郡南箕輪村という交通の便の悪いところで開催されるため、当初は参加を見合わせていたが、その後、第一日目が12時45分開始、第二日目が16時15分に終了するとのことで、金曜日の授業を休講にせず土曜日早朝発でも何とか間に合いそうな見通しとなったため、一週間前になってから最終的な参加を決めたものである。

 先日行われた人間・植物関係学会 2011年臨時大会のほうは、震災の影響で開催中止となった大会の代わりに行われたものであり、口頭発表7件だけ、懇親会中止という簡素なものであったが、園芸療法学会のほうは、震災の特段の影響はなく、2日間にわたって盛大に行われる模様である。

 もっとも、もともと「園芸療法士資格認定制度」は人間・植物関係学会内の園芸療法研究部会で行われていたもので、2007年3月に、これを独立させて新たに「日本園芸療法学会」を設立することが審議、承認されたものであり、私を含めて、両方の学会に参加している人はかなり多い。また理事会構成も、両学会の幹部諸氏(会長や理事長、副会長や副理事長、常任理事)の顔ぶれがかなり重複していることから分かるように、連携体制が重視されている。但し、人間・植物関係学会が農学部景の研究者が多いのに対して、園芸療法学会のほうは、医療系関係者が相当数を占めている。当然、エビデンスの扱いは変わってくるであろうし、人間植物関係学がより長期的な健康、生きがい、環境問題等に目を向けるのに対し、園芸療法は、あくまで園芸に特化し、療法的効果の検証を目ざすものと思われる。とはいえ、実際の研究発表内容はかなり共通しており、また,園芸療法学会の過去の基調講演には、園芸とは直接関係の無い内容(例えば2008年の第一回大会)も少なくなかったように思う。

 次回に続く。