じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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 文学部の建物はピッタリ東西南北方向に向いているため、春分・秋分の日の前後は、東西方向の廊下の奥まで夕日が射し込むようになる。改修工事前としては、これが最後の夕日になるかもしれない。

9月8日(木)

【思ったこと】
_b0908(木)日本心理学会第75回大会(1)参加計画(1)

 9月15日から17日まで、日本大学文理学部で日本心理学会第75回大会が開催される。この学会の年次大会に初めて参加したのは学部3回生の時、37回大会であったが、あのときの主催校も確か日本大学ではなかったかと記憶している(会場は国立教育会館)。

 こちらの記録にも記しているように、この学会の大会にはほぼ毎年参加しているが、今年は学内業務との競合でなかなか日程調整ができず、発表や参加予約は一切していなかったが、9月8日になってようやく出張届が出せる状態となった。但し、前日14日に複数の会議があるため、出発は9月15日朝となり、15日昼までの催しには参加できない。なお、そのあと18日〜19日は、日本行動分析学会第29回年次大会と、その翌日20日の、第19回 行動数理研究会にも引き続き参加の予定であり、5泊6日の長丁場になる。

 学会開催日は、基本的に朝から夕刻までのフル出場を基本方針としているが、今回は長丁場であり、特に行動分析学会では指定討論者も引き受けていて絶対に休むわけにはいかないので、体調管理を第一とし、1日あたりの参加時間を6時間程度にとどめようかと考えているところである。

 さて、プログラムによれば、初日9月15日の午後には、招待講演、学会企画シンポ、国際賞講演、複数のシンポ、複数のワークショップ、複数の小講演、さらにポスター発表が同時開催されていて、そのうち1つしか出席することができない。ざっと目を通したところ、現時点では、
  • 【15:00-17:00】どこが変なの?日本語・日本人 ―実験認知心理学の結果から考える日本語・日本人の特異性と一般モデル化―
  • 【15:00-17:00】言葉は環境とともにある―言語への生態学的アプローチの展開―
などが、個人的には興味深い。なお、15日午前中には、
  • カント去れヒュームは来たれコロキウム―現代連合心理学の挑戦―
  • 潜在的態度(Implicit Attitude)とは何か?−認知心理学,行動分析学,社会心理学の対話−
といった興味深いタイトルもあったが、まことに残念ながら、早朝に出発しても間に合いそうにない。

次回に続く。