じぶん更新日記

1997年5月6日開設
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 8月9日の岡山は、最低気温26.5℃、最高気温36.3℃で、文句なしの熱帯夜+猛暑日であった。そんななか、屋外で最も涼しそうな場所と言えば、座主川沿いの小径である。体感気温は5℃くらい低く感じる。

 なお、昨年頃から、このあたりで、立ったまま瞑想をしている学生たちが目立つようになってきた。以前、半田山植物園の頂上付近の裏山でも同じような形で瞑想をしているグループを見かけたことがある。何らかの宗教系サークルと思われるが、勉学に悪影響を及ぼすカルト系なのか、単なる瞑想愛好会なのかは不明。もっとも、この季節は、蚊が多いので、虫除けスプレーをたっぷりかけないととてもじっとしていられない。

8月9日(火)



【小さな話題】

おやっ? 阪神タイガース/「SBO」から「BSO」

 早朝、たまたま「おはよう日本」でプロ野球フラッシュをやっていた。それによると、首位のヤクルトは5連敗、2位の阪神は、能見投手が7回までノーヒットに抑えるなど8回1安打と好投して4連勝、首位ヤクルトとのゲーム差を4に縮めたという。

 2008年10月20日にプロ野球観戦界から引退して以降、プロ野球中継を視ることは全くなくなり、阪神の主力選手のお名前も半分くらいは知らない人に変わってしまっているこの頃であるが、4連勝などと騒がれると、大昔阪神ファンとしては、ひょっとしてまだ阪神優勝のチャンスがあるのではと、多少は気になってしまう。

 ところで、順位表を見てまず不思議に思ったのは、ヤクルトが5連敗してもなんで貯金10も残っているのかという点であった。ちなみに8月9日試合終了時点の勝敗差は、ヤクルト10、阪神2、巨人−1、広島−3、中日−6、横浜−23となっていて、セリーグ全体では21という莫大な借金を抱えていることが分かった。ということは、パリーグは当然貯金が多いはずだと見てみると、ソフトバンク29、日本ハム24、ロッテ−3、オリックス−5、楽天−9、西武−15で全体でちゃんと貯金21で、セリーグとのゼロ和を保っている。今年の交流戦は全く観ていなかったが、こちらの結果を見ると、確かに、パリーグのチームが1位から3位を独占していることが分かった。但し、ヤクルト自体は交流戦では10勝12敗で借金2となっている。当初の疑問のヤクルトの貯金10は、けっきょく、セリーグ内部での対戦で、中日、巨人、横浜に大勝していることによるためであると分かった。しかし、阪神も現時点では、セリーグ内のどのチームに対しても負け越しておらず、今後の首位奪取も不可能ではないように見えた。

 余談だが、プロ野球観戦界から引退していることもあって、スコアボードのボールカウントが、「SBO」から「BSO」に変更されたということは最近になるまで知らなかった。ネットで検索したところ、すでにアマチュア球界では、高校、大学、社会人のすべてで「BSO」としているが、プロ野球の本拠地球場の大部分が「SBO」から「BSO」順に変わったのは本年度からであり、また、こちらの記事によれば、NHKは2011年3月の選抜高校野球大会から、アマ、プロの全中継で画面表示などを「ボール、ストライク」順に変更したということであった。

 なお、日本でなぜこれまで「SBO」の順になっていたのかについては、
  • 「語呂がいい」から。(「7・5調」で「ツーストライク・ツーボール」のように)。(出典はこちら。)
  • 「当初はメジャーリグでもSBOとBSOが混在していた。そんな中で、日本に伝えた人が、たまたまSBO派だったので日本の野球界はSBOが根付いていった。一方、メジャーリーグの方はBSOで統一されていった。(出典はこちら。)
などの諸説があるようだ。しかしいずれにせよ、当面は、混乱を避けるために「ボールカウントは、ツー・(and)・ツー」とか「ツー・(and)・スリー(BSO順ならば、スリー・and・ツー)」といった省略表現はアナウンスされなくなり、その分、長ったらしい表現になりそうな気がする。