じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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 1月30日の「スピニングコースター舞姫」の事故以来、営業全体を自粛してきた「東京ドームシティ アトラクションズ」が6月1日より10機種について営業を再開することになったという。

 写真は、5月の上京のさい、ホテルに向かう途中で撮影した休止中のアトラクション。ネットで検索したところ、手前の観覧車は「ビッグ・オー」、後ろのジェットコースターは「サンダードルフィン」(←今回の再開10機種には含まれていな)と呼ばれているらしい。私自身は、かつての遊園地の時代を含めて、ここでは一度も遊んだ記憶が無い。ま、羽田空港離着陸時にも、時たま、機体が大きく揺れることがあり、遊園地で味わう程度のスリルや高所からの眺めなら、わざわざ別に金を払わなくても、飛行機に乗るだけで十分という気はする。



5月28日(土)

【思ったこと】
_b0528(土)「Eテレ」表記変更、「日本教育テレビ」、「東京12チャンネル」系諸番組

 各種報道によれば、NHKは5月27日、新聞や雑誌の番組情報欄などで使われる教育テレビの表記を6月から「Eテレ」に変更すると発表した。なお、ウィキペディアによれば、「教育テレビジョン」という名称は公文書でのみ使用することになるという。また「E」には、「エコロジー(Ecology)」の意味も込められているとか。

 よく似たケースとしては、「国電」から「E電」の変更(失敗)が思い浮かぶが、今回の「Eテレ」は果たして世間一般に受け入れられるだろうか。受信料を強制的に徴収している公共放送団体が、受信者に事前の相談もなしにわずか4日前に突然表記変更してしまってよいものかどうか、若干の疑問が残る。あと、これは余計なお世話かもしれないが、中国語表記のNHK教育頻道は「Eテレ」をどう表記するのか気になるところだ。

 ところで、この「教育テレビ」で思い出されるのが、かつて存在した「日本教育テレビ」である。ウィキペディアの該当項目によれば、
1957年、日本経済新聞社・東映・旺文社などが中心となり、教育番組専門局として株式会社日本教育テレビを設立。免許交付の条件は教育番組を50%以上、教養番組を30%以上放送するというものであり、営利を目的とした教育専門局は世界でも珍しかった。しかし、この試みは事実上失敗に終わり、その後例えばアニメーションや外国映画を、それぞれ「子供の情操教育のため」「外国文化の紹介」の名目で「教育番組」や「教養番組」に指定し、対外呼称も『日本教育テレビ』から『NETテレビ』に変更。事実上の総合放送局化を図った。その後1973年11月に同じ教育専門局だった東京12チャンネル(のちのテレビ東京)の深刻な経営不振などを理由に総合局免許が交付され、名実ともに『総合局NET』として再出発することとなった。また当初は少数株主に過ぎなかった朝日新聞社が株式を買い増し、同社の傘下に入った。
という経緯がある。もっとも、私が子どもの頃から「日本教育テレビ」ではなく「NET(Nihon Educational Television)」の略称で呼ばれていたようにも思う。

 上記の引用にもあるが、現在の「テレビ東京」も「東京12チャンネル」発足当時は教育番組中心であった。私は個人的に、お笑い番組や歌謡番組を好まないので、他の民放と比べると、相対的には、発足当時のNETや12チャンネルを視る機会が多かったように記憶している。

 なお、岡山では、「NET→テレビ朝日」系列局は「KSB瀬戸内海放送」だそうだが、岡山に住んで20年以上にもなるのに、私は未だに、岡山地域の民放の正式名称をすべて挙げることができず、まして、どの民放がどの系列局なのかを対応させることができない。

 そんななか、番組の録画予約をしていて、岡山地域の地デジ民放5番組(←私が岡山に住み始めた頃「岡山は地上放送のチャンネル数が多い」と自慢されていたのを思い出す)のうち、私がいちばんよく視聴しているのは、TSCテレビせとうちであることに最近気づくようになった。これは、テレビ東京の系列局である。平日は毎朝視ている「モーサテ」のほか、 などの番組はほぼ毎週視ているし、最近では、世田谷近辺を取り上げていた、出没!アド街ック天国や、土曜スペシャルの「一度は登りたい!にっぽん名山紀行」や、いい旅夢気分萩・津和野なども録画・ダビングしている。

 では、なぜテレビ東京系列の番組を視る機会が多いのかということになるが、1つの理由は、私好みの紀行番組や、現代社会を扱った番組が相対的に多いということにあると思う。もう1つは、モーサテの放送中に「本日夜に放送」といった形で番組紹介の宣伝が入ることがあり、ついつい録画予約をとってしまうことにある。もしモーサテを視ておらず、かつ録画予約機能が無いテレビで視ていたら、こんなにテレビ東京系の番組に偏ることは無かったのではないかと思う。