じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典

　今回の上京では前日午後に到着したため、宿泊先近くにある新宿御苑を約50年ぶりに訪れた（5月15日の楽天版参照）。

　JR最寄り駅の千駄ヶ谷で降りたが、駅前には新宿御苑の案内表示は特に見当たらず、写真下のような地図が２カ所にあるだけだった。地図には御苑入り口の表示は無かったが、「御苑正門前歩道橋｣（赤い楕円で囲んだところ）というのがあったので、たぶんそちらに行けば入れるだろうと思い、人に道を訊くこともせずにそのまま、駅から左方向を御苑を反時計回りになるように歩いていった。

　ところが、「正門｣は写真上のように閉鎖されてて中に入れず。けっきょく、さらに反時計回りに進んで「大木戸門」からの入場となった。「正門｣は、私のような下々の者には入れない門であったようだ。

　苑内では、プラタナスの巨木のほか、ホノキ、ユリノキの花、バラ園、ラクウショウ、ブラタモリ・渋谷編で取り上げていた渋谷川源流付近などを眺めることができた。写真の一部は、楽天版に連載予定のほか、Life-X (ライフ・エックス) にも掲載の予定。

5月15日（日）
【小さな話題】気象庁「平年並み｣更新のパラドックス　5月14日朝のモーサテで、気象庁が平年値を10年ぶりに改訂し5月18日から使用するという話題を取り上げていた。ネットで検索したところこちらに公式アナウンスがあった。また、このことの影響が読売新聞（5/14）にあった。　モーサテでも指摘されていたが、地球温暖化の影響で、気温「平年並み｣の値は、5月17日までよりも高めとなる。これに伴い、「今年の夏の暑さは平年並み｣という表現であっても、以前よりも猛暑になる可能性がある。また、冬の寒さが平年並みと言われた場合は逆に、以前よりも暖冬である可能性がある。
【思ったこと】 _b0515（日）震災後の初上京で思ったこと　5月15日朝に用事があり、JAL楽パックで上京した。震災後の上京はこれが初めてであった。気づいた点を備忘録代わりにメモしておく。岡山空港で飛行機内に入ったところ、日よけがすべて下ろされていた。客室乗務員にその理由を尋ねたところ、日よけを下ろして冷房効率を上げるためであるという。これまで海外旅行などで利用した飛行機で、このような対策が採られているところは１つもなかった。震災後に始めたのだろうか。羽田空港やJRの駅構内では、節電策として、歩く歩道やエスカレーターを停止しているところがあった。モノレールは、トンネル区間を除いて室内照明をOFFにしていた。 JR山の手線内では、ガラス窓の上端が開けられていて外から風が入ってきていた。宿泊先のビジネスホテルには大浴場があったが、平日は大浴場の利用時間が制限されていた（今回は土曜日だったので15時から利用可能になっていたが、平日は17時から）。　以上はすべて節電関連対策。このほか、気づいた点は以下の通り。水道橋の東京ドームシティアトラクションズが事故のため営業休止のままになっていた。品川方面（山手線）から中央総武線で千駄ヶ谷に向かう時、乗換駅を代々木ではなく原宿であると勘違いしていた。中学生の頃は津田塾の英語スクールに通うために、毎週、代々木で乗り換えていたはずなのだが、完全な勘違いであった。歳をとったせいだろう。新宿御苑は小学校の遠足などで数回は訪れたことがあるのだが、広い芝生とその向こうにビルが見えるという風景以外は、何も記憶がよみがえらなかった。

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5月15日（日）