じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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 5月10日の朝以来3日間続いた雨は、12日の22時頃までにやっと降り止んだ。こちらのデータによれば、5月13日朝06時時点で中国・四国地方県庁所在地の72時間積算降水量は
  • 鳥取県鳥取 202.5
  • 島根県松江 235.0
  • 岡山県岡山 95.0
  • 広島県広島 181.5
  • 山口県山口 299.5
  • 香川県高松 50.5
  • 徳島県徳島 37.5
  • 高知県高知 72.0
  • 愛媛県松山 91.5
となっている(単位はミリ)。岡山の5月の降水量は合計111ミリであり、まだ半月も経っていないのに5月の平年値115.2ミリに近い値となった。なお、上記のリストにも示されているように、今回の大雨は山陰・山口で多く、四国は相対的に少なかった。早明浦ダムの貯水率は5月13日07時の時点で73.4%にとどまっている。

 写真は5月12日午前中の岡大西門交差点の水たまり(写真上)と、濁った座主川沿いで見られたヒラドツツジの落花。

5月12日(木)

【思ったこと】
_b0512(土)パソコン節電の思い込み

 5月10日付けのITmedeiaニュース

「OS起動時に消費電力最大」「最も有効な節電策はディスプレイの輝度調整」──日本マイクロソフトがWindows搭載PCの節電策を公開。

という興味深い記事があった。使用しない時にこまめに電源を切ることが最良の節電であるように思っていたが、必ずしもそうではないようだ。日本マイクロソフトが5月10日に公開した効果的な節電方法(PDFファイルはこちら)によれば、パソコンの消費電力量はOS起動時に多く、OS起動時はスリープ状態からの復帰時に比べて3倍以上の電力量を消費しているとのことである。よって、1時間45分(XP搭載PCの場合)以内にPCを再度使用する場合は、電源オフではなくスリープ(Windows XPではスタンバイ)にしておいたほうが省エネにつながるということであった。このほか、パソコン利用時の最も有効な節電策はディスプレイの輝度調整であり、画面の明るさを100%から40%に変更することで平均23%の電力削減が可能であるという。

 そう言えば少し前、耐震改修工事のヒヤリング資料を提出する時に、使用するOA機器の消費電力を記載しなければならないことになった。急いでいたので、エエ加減に1台100ワットと記入しておいたが、あとで仕様表を調べたところ、現有のデスクトップの場合は、通常で40W、スタンバイで2Wとなっていることが分かった。

 またモニタのほうは、24インチバックライト仕様の場合は「35W(最大) / 27W(標準) / 18W(エコモード)」、待機省電力時は「 1W/120V, 2W/240V」などとなっていた。

 私自身が使用しているデスクトップは、自宅であれ研究室であれ、日中使用時は電源入れっぱなし、夜間は電源offの設定にしている。研究室のパソコンは、朝8時半から17時半頃まではつけっぱなしになっており、本来ならこまめにスタンバイに切り替えるべきだとは思っているが、現実には留守中に、各種の更新アップロード・インストール、セキュリティチェック、バックアップなどの作業を行っているため、スタンバイにする時間帯がうまくとれない状況にある。もっとも、XPの更新は終了時にもできるし、セキュリティチェックも、検索終了後に電源をOFFにできる機能を利用しているので、このさい、もう少しこまめにスタンバイを励行しようとは思っている。

 なお、旅行などで長期間デスクトップパソコンを使用しない時には、コンセントを外すことが推奨されているが、私自身はこれはあまり気が進まない。過去にも何度か、デスクトップ内蔵のバッテリーが劣化して、種々の不具合を起こすトラブルがあったためである。じっさい、過去に不具合があったデスクトップの電源コードをコンセントに繋ぎっぱなしにしてからは、同一の不具合が全く発生しなくなったというマシンもあった。

 あと、ノートパソコンのほうだが、これは常時使用しているわけではないので、通常はバッグの中に入れて保管している。相当に古くなるとバッテリー劣化により起動しにくくなるなどのトラブルが生じることもあるが、現有マシンは少なくとも月に数回は電源を入れているので問題は発生していない。もっとも、しばらく日にちをあけてからネットに繋ぐと、各種更新のほか、「しばらくセキュリティチェックをやっていない」といった警告が出てきたりしてウンザリする。