じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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8月18日(水)

【思ったこと】
_a0817(火)[旅行]東トルコで思ったこと(2)トルコ航空の航跡図

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 今回の旅行では、往復ともトルコ航空()を利用した。
往路は、沿海州からバイカル湖北方、ウラル山脈、クリミア半島上空を通過。成田13時35分発、イスタンブール19時40分着(日本時間25時40分)でありずっと昼間の空であったが、通路側の座席だったため上空からの景色を眺めることはできなかった。

 いっぽう復路は、トルコの黒海沿岸沿いを東に進んだあと、コーカサス山脈南方、カスピ海、アラル海、バルハシ湖上空を通りウルムチに向かった。ウルムチからは、河西回廊、北京、ソウル、境港というように、中国上空を通過するの国際線の通常ルートであった。右側の窓際の座席であったが、イスタンブール発が18時30分(日本時間24時30分)、成田着が午前11時45分であったため、北京の近くまでは殆ど真っ暗で、残念ながら、カスピ海を眺めることはできなかった。

 余談だが、日本からヨーロッパ方面に向かう飛行機は、なぜか、復路(西方向)より往路(東方向)のほうが北極に近いルートを飛ぶようである。偏西風の影響(往路では偏西風を避け、復路ではそれを利用して燃費を節約する?)ではないかと思ってみたが、確かな根拠はない。また北米方面に向かう飛行機の場合は、往路(西方向)のほうが北極寄りのルートを飛んでいたように記憶している。


 トルコ航空はスターアライアンス加盟会社であるため、団体ツアー参加でもマイレージポイントを貯めることができる。今回は、「成田〜イスタンブール」が片道4027マイル、「ISTANBUL-GAZIANTEP」が529マイル、「TRABZON - ISTANBUL」が560マイルとなっていた。これと別に貯めている楽天ポイントをANAマイレージに加算すると、岡山〜羽田往復1回分相当の特典航空券を使用することができる。そのこともあって、私の場合、海外に出かける時には、関空発よりも成田発(岡山〜羽田は無料の特典航空券で往復)のほうが割安になることが多い。

 次回に続く。


【小さな話題】

手のひらの温度を変えられる寿司職人

 8月19日朝のNHK「おはよう日本」で、「すし職人・手の秘密」という話題を取り上げていた。熟練すし職人は、冷えた手で寿司を握ると言われているが、じっさいにサーモグラフィで測定してみると、寿司を握った時の手のひらはなんと16℃まで下がっていた。但し、手のひらは一日中冷たいわけではなく、朝の出勤時や、昼食休憩時に測定すると遙かに高い温度に上がっていた。

 自律訓練法で手のひらの温度をある程度まで変えられることは知っていたが(よく知られている訓練法では「手足が温かい」というステップを取り入れている)、あそこまで変えられるというのはスゴイ。もっとも私がよく利用する回転寿司屋に、そこまで訓練を積んだ職人がおられるかどうかは定かではない。