じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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ヒメクチバスズメ?

 トイレの中に迷い込んできたスズメガ。図鑑で調べた限りでは、ヒメクチバスズメの斑紋によく似ているが、クチバスズメや、モモスズメの可能性もある。食草との関係で言えば、モモ、ウメ、サクラなどの葉を食べるモモスズメの可能性が一番高いが、鮮やかな紅色をしているという後翅は確認できなかった。


7月21日(水)



【小さな話題】

早朝のクマゼミしぐれ始まる

 岡山では夏本番の暑さが続いており、7月19日以降は連日最低気温が25℃以上の熱帯夜、最高気温は33℃、22日と23日には35℃以上の猛暑日となるという予報も出ている。岡山の暑さの特徴は夜になってもなかなか温度が下がらないことにあり、21日の夜は21時時点まで30℃以上、24時になっても28.3℃という寝苦しい暑さが続いた。

 そんななか、7月22日早朝からは、いよいよ、クマゼミの大合唱が始まった。数日前から鳴き声だけは聞こえていたが、まだまだ数匹程度で、アブラゼミの声のほうが目立っていた()。クマゼミは、おおむね7月上旬から鳴き始め、騒音期、喧噪期、超喧噪期というように音量が上がっていく。ネットで検索したところ、大阪の2009年の観測記録がこちらにあった。(URLの2009の数値を変えると2006年〜2008年のデータも閲覧できるが、Top頁がどこにあるのかは確認できていない。)

 一般的にどちらが早いのかは未確認であるが、今年の岡山では、アブラゼミのほうが鳴き始めるのが早かった。また、ウィキペディアにも記されているように、「またアブラゼミと共存している地域では、午前11時ごろまではクマゼミのみが鳴き、それから後はアブラゼミのみが鳴くという「鳴き分け」が見られる。」という現象は私のところでもおおむね成り立つ。但し、この日記を書いている22日の7時45分頃に限って言えば、アブラゼミらしき鳴き声()もそれなりに聞こえている。(クマゼミの大合唱にかき消されることも多いが。)

]私は、いまだに、ニイニイゼミとアブラゼミの鳴き声の区別ができない。「ジーッ」と鳴き続ける蝉は、子どもの頃からアブラゼミだけだと思い込んでいたが、その後、ニイニイゼミも「岩にしみいる」鳴き声をすると知った。鳴き始めからの音の変化を聞けば、アブラゼミかどうかははっきり分かるけれども、遠くの方で単に「ジーッ」と鳴いているだけではどちらなのかさっぱり分からない。