じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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 完全閉店前の某ディスカウントスーパー

 下の記事参照。


7月14日(水)



【小さな話題】

ディスカウントストアと回転寿司屋の閉店

 数日前のことになるが、近隣のディスカウントストアで閉店セールをやっていると聞き、夫婦で立ち寄ってみた。上の写真にもあるように、このストアは1994年4月に開店し、以後16年間にわたり営業を続けてきた。今回の閉店は、販売不振という面もあるだろうが、グループ会社の出店計画の変更が主な理由であろうと推測される。

 このストアが開店した当時は、近隣の津高近辺にホームセンター2店(うち1店はのちに閉店)と大規模小売店舗が1店がある程度で、今回閉店したディスカウントストアに足を運ぶ機会も多かった。

 しかし、いつの頃からか、取り扱う商品のうち、日曜大工工具などや、園芸品の売り場が大幅に縮小され、また近隣に新たなホームセンターや食品スーパーがそれぞれ複数開店したこともあって、我が家では、1年に数回程度しか訪れる機会が無くなってしまった。

 一般論として、ディスカウントストアやホームセンターは、価格が安いことが第一ではあるが、同時に、品揃えの豊富さも魅力の1つである。以前閉店した別のホームセンターで、閉店予告の出る半年くらい前から品揃えが減ってしまって、商品を置かない棚が増え、せっかく訪れても買うモノが無いという目も当てられない状態になっていたことを思い出す。(なお、その時のホームセンターは四国以外の店舗を別のグループに営業譲渡したそうだが、当該店舗の場合は取り壊され、現在は全く別系列の大型食品スーパーとなっている。)




 この近辺ではもう1軒、回転寿司屋が今年の春に閉店した。この寿司屋は、大手のベーカリーレストランの系列と同じホールディングスの傘下にあり、格安回転寿司店よりはやや割高だがユニークな寿司を提供するということで人気があった。もっとも、この津高近辺では、客層がうまくつかめなかったのだろうか、数回にわたり、営業形態や提供形態(わさびを別にするとか、予約専用のボックス席を増やすなど)をいろいろ変更していた。我が家でも、ドライブ旅行の帰りなどに、岡山ICから出た後で食事をしたり、誕生日特別割引などのハガキが送られてきた時にそのハガキを持って訪れたりすることがあったのだが、ここ1年以上は全く足を運んだことが無かった。直接のきっかけは、土曜日夕刻の混雑時に訪れた時に、回転寿司と称しながらコンベアの上には、カッパ巻きといなり寿司程度の皿しか廻っておらず、いろいろと注文しても10分以上待たされるといった不具合があっためである。原因は、最後の営業形態変更時に持ち帰り寿司の受付を増やしたために来店者への寿司の提供が間に合わなくなってしまったためと思われる。こういうことが2回も続いたため、もう二度と来るものかという悪印象を持ってしまった。

 店内が空いている時などには、この回転寿司屋でも系列のベーカリーレストランと同様に、お客様アンケートを依頼されることが多かったが(←誕生日や結婚記念日などを記しておくと、当該月にプレゼントや割引のハガキが届くというヤツ)、注文に追いつかずにあたふたしている状況ではお客様の声を聞く余裕など無かったのであろう、けっきょく、アンケートの声は改善には全く役立たなかった模様である。