じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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岡山・徳島間の車窓風景。
  • 写真左上:瀬戸大橋走行中。鉄骨に遮られてあまり見晴らしはよくない。
  • 写真右上:高松駅で、岡山行きの「JR特急うずしお」「JR快速マリンライナー」が並んでいる。下の本文にも述べたが、高松〜岡山間の所要時間は特急でも快速でも殆ど変わらない。
  • 写真左下:車窓から眺める屋島。
  • 写真右下:車窓から眺める吉野川。




6月26日(土)



【小さな話題】

徳島まで日帰り旅行

 土曜日は徳島で用事があり、日帰りで往復した。備忘録を兼ねて、旅行の際に気づいたことをメモしておく。
  1. まず、所要時間であるが、岡山から「JR特急うずしお」一本で徳島に向かった場合は1時間58分程度となる。同じ四国の県庁所在地別に比較してみると、高知までは「JR特急南風」で2時間59分程度、松山までは「JR特急しおかぜ」で3時間14分かかる。岡山から四国方面の県庁所在地までの所要時間は、高松が一番短いことは別として、それ以外の3都市は殆ど同じ程度であるように思っていたが、じつは徳島が最も短い。
  2. いま述べた「JR特急うずしお」の指定席特急料金は2290円であるが、岡山から高松まで「JR快速マリンライナー」を使って、高松〜徳島間のみ特急を利用すると、特急料金は1650円(自由席ならば1150円)で済む。しかも、所要時間は特急でも快速でも殆ど変わらない。であるからして、岡山〜高松間はとにかくマリンライナーを利用し、「うずしお」は高松〜徳島間のみ乗車、もし高松で待ち時間が生じた時は駅構内で讃岐うどんでも食べたほうがお得と言うことができる。但し、新幹線乗り継ぎで徳島まで向かう場合は、乗り継ぎ割引があるので、特急一本だけの利用のほうが安くなるはずだ。
  3. JR利用の場合の運賃は片道2760円、特急料金は最安で1150円であるから合計で3910円。いっぽう、岡山ICから高松道経由で鳴門ICまで(鳴門からは一般道)というルートで高速道路を利用した場合は、ETC休日特別割引を使えば高速道路料金は2000円で済むので、土日祝日に限ってはガソリン代を入れても自家用車利用のほうがお得ということになってしまう。但し、将来的に、高速道路上限2000円、瀬戸大橋2000円に変更されたとすると、一人で徳島まで行く場合はJR利用のほうが割安ということになるだろう。なお、高速経由の標準所要時間は1時間51分。鳴門から徳島まで一般道を通るので、実際には2時間半ほどになると思われる。
  4. このほか、徳島バス利用という方法があり、この場合は岡山駅前から所要時間2時間30分程度、運賃は片道 3,300円、往復 5,940円となっていてかなりお得である。しかし、案内情報サイトに記されているように、「平成21年11月1日のダイヤ改正に伴い、中国JRバス(朝の岡山発と、夜の徳島発を担当)が撤退し、徳島バスのみの運行になります。この影響で、岡山から徳島への日帰り利用は出来なくなります。」となって、岡山からの日帰り往復は不可能となってしまった。


 余談だが、高松周辺では「Anabuki」関連のマンションや専門学校の看板を数多く見かけた。現在はいくつかの企業に分かれて独立しているようだが、そのうちの工務店系は2009年11月24日に会社更生法の適用を申請し、受理され、事実上倒産したと聞いている。既設のマンション居住者には管理や補修などで影響は出ていないのだろうか、気がかりである。