じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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 農学部・農場の田んぼの連載3回目は、夕日を浴びる田んぼ。夕日に輝く2本の飛行機雲が水面に映り込んでいた。


6月11日(金)



【小さな話題】

ピアニスト辻井伸行さん

 最近、ピアニスト辻井伸行さんご登場の番組が何本か放送されている。
  1. スタジオパークからこんにちは【5月21日】
  2. シリーズ 音楽のちから 「ピアニスト辻井伸行 心の目で描く“展覧会の絵”」【5月28日】
  3. こころの遺伝子【6月7日】

 これらはすべてDVDにダビングしてあるが、このうちの2.と3.を視た。

 辻井さんのご活躍ぶりは、ショパンコンクールに出場された時の民放番組で初めて知った。その番組をヒントに、冬ソナ第二部のシナリオを勝手に作ったこともあった。

 今回拝見した3.の番組では、辻井さんがピアノを習い始めたきっかけ、サイパンのショッピングモールでの“初リサイタル”、恩師・川上昌裕さんとの出会い、その後の独立の様子などが紹介されていた。「器の大きなピアニストになれ」という川上さんの言葉、それと、その川上さんがウィーン留学中に恩師から授かったというピアノ演奏の極意、「mit freude 喜びを持って」という言葉が特に印象に残った。

 また、それより前に視た2.の「展覧会の絵」は、私の最も好きな音楽の1つであり、1999年4月15日の日記で取り上げたことがあった。音楽自体の素晴らしさもあるが、幼いときに二本立ての映画の1つとして観た、虫プロのアニメの強烈な印象に刷り込まれている面もある。その部分の記述を再掲すると、
1つだけ強く記憶に残っているのが「展覧会の絵」というアニメ映画。これは文字通りムソルグスキー作曲・ラベル編曲の「展覧会の絵」をアニメを見ながら鑑賞するという作品で、ファミリー向けの何かの映画と二本立てで上映されたものであった。曲の進行に合わせて、造花でできた人工植物の花畑に迷い込んだ昆虫の悲劇を描いた場面、卵から雛が孵って動き回る場面、僧侶が瞑想するユーモラスな場面などがあったと記憶している。正確には手塚作品ではなく虫プロ作品であったと思うが、ビデオ化されていたらぜひもう一度見たいと思っている。