じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



5月のインデックスへ戻る
最新版へ戻る
§§
2010年版・岡山大学構内でお花見(53)ゴールドスティック

ゴールドスティックの写真は、 というように何度か掲載しているが、最近は株の数が減ってきてしまった。株の周りに他の植物が繁茂していることと、多年草の株が老化していることに原因があるようだ。今年は実生苗の育成に本腰でとりかかりたいと思う。


5月31日(月)



【小さな話題】

ジム・ロジャーズ氏

 毎朝視ているモーサテで、ジム・ロジャーズ氏のインタビュー特集を連載している。5/31の話題は「ユーロはなくなる」、6/1はアジアの発展に注目しているというような話題であった。

 ジム・ロジャーズ氏は世界3大投資家のお一人とも言われるが、ウィキペディアにも記されているように、1980年に37歳で引退。その後世界各国をオートバイやベンツで回り、訪れた国は116カ国にのぼる。また「「1807年にロンドンに移住することはbrilliantだった、1907年に米国に移住することはbrilliantだった、そして2007年にアジアに移住することが次のbrilliantだろう。」として、シンガポールに移住している。3回目の結婚ののち、2003年に長女、2008年に次女が誕生し、現在は子育てにも忙しいようだ。

 ジム・ロジャーズ氏についてこれ以上のことは調べていないが、37歳までに十分な財力を蓄え、健康体のうちに世界中を旅するというのは、個人主義的人生観から言えば究極の理想的人生であると言えるかもしれない。シンガポールはそんなに住みやすいところなのだろうか。

 あと、6月1日の放送では少子化の日本について、「選択肢は3つしかない。子どもをふやすか、移民を受け入れるか、もしくは、今より低い生活水準をよしとするか」というようなことを指摘しておられた。

 もっとも、私にはもう1つの選択肢があるようにも思える。日本では確かに少子高齢化が急速に進んではいるが、その分、元気なお年寄りのパワーというものがある。高齢者がみな、若者を働かせてジム・ロジャーズ氏のような生活を目ざそうとすれば困難な状況に陥るであろうが、必ずしもすべての人が悠々自適の生活を志向しているわけではない。何らかの形で働き続け、社会的に貢献することに生きがいを感じるというお年寄りも少なくないはずだ。そういうお年寄りのための労働機会を確保し、かつ、適度の労働でそこそこの収入が得られるような環境を整備すれば、そんなにあっさりと衰退するような日本ではあるまいと思う。