じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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 昨日の日記でも述べたように、今年の3月はやたらと雨が多い。岡山県南部の3月の平均雨量は83.2ミリだが、3月7日までの合計雨量は40ミリで、一週間で半月分の雨が降ったことになる。2月末の3日間の31.5ミリと合わせて、地面はたっぷりと水を吸い込んでいる。

 写真は龍ノ口グリーンシャワー公園の山に出現した「幻の滝」。これらの小川は晴天が続くと消滅する。梅雨時を除けば、これほど水量が多くなることは珍しい。



3月7日(日)



【小さな話題】

糸谷哲郎五段のスゴすぎる将棋

 3月7日(日)の午前中、

NHK杯テレビ将棋トーナメント:準決勝第1局、渡辺明・竜王 VS 糸谷哲郎・五段

の放送があった。この日は午前中に龍ノ口グリーンシャワー公園の山登りに出かけており、将棋の放送は録画予約しておいてあとでじっくり観戦する予定であった。

 ところが、11時45分頃に家に戻ると、録画機の電源がoffになっていて「録画中」の赤マーク表示が出ていないことに気づく。でもってすぐに電源を入れて、対局の終盤の様子だけでも直接見ようと思ったら、NHK杯とは全く関係のない、「木村−升田名局解説」なる放送をやっていた。おかしいなあと思って録画メニューを見たところ、じつは対局の放送のほうは11時40分で終了していたのであった。しかも、再生してみると、じっさいの対局時間は1時間程度であり()、残りは感想戦、糸谷五段がわずか100手で、渡辺竜王を撃破していたことが判明した。
3/8追記]録画を再生したところ、初手から投了までの時間は52分10秒であったことが確認できた。

 なお、あとで新聞のテレビ欄をチェックしたところ、「木村−升田名局解説」は事前に予定されていた番組であったようだ。収録を終えた段階であまりにも時間が余りすぎたため、急遽、こういう設定になったものと思われる。

 ところで、NHKの当該サイトによれば、3月21日の決勝戦は放送時間が、午前10:25〜11:54に変更になるという。この変更は何を意味するのだろうか。

 とにもかくにも、決勝戦は、羽生善治NHK杯vs丸山忠久九段の勝者と、糸谷哲郎五段の対局となることが決定した。丸山九段には申し訳ないが、個人的にはやはり羽生NHK杯・名人に勝っていただいて、糸谷五段との歴史に残る決勝戦を繰り広げてもらいたいところである。いくら糸谷五段でも、羽生名人にはかなうまいと予想するが、万が一にでも糸谷五段が勝利すれば、今年最大のヒーローとして将棋界以外からも注目を浴びるに違いない。大阪大学での卒論研究のほうが心配ではあるが...。