じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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 楽天版にも記したように、2月10日の岡山南部は、最低気温が9.6℃、最高気温は15.1℃まであがり、4月上旬並(平年値は最高17.0℃、最低7.2℃)の暖かさとなった。写真は、某所にヌーッと出現した某生物。カピバラに似た癒し系の顔をしているが、日本では侵略的外来種として問題になっており捕獲・駆除されている。もともと身勝手な人間が毛皮をとるために持ち込んで繁殖させたものであり、生き物の側には罪はない。


2月10日(水)



【小さな話題】

「雨時々止む」とは何か?

 新幹線車内の各地の天気予報のところで「雨時々止む」という、あまり聞いたことのない表現があった。「雨時々曇り」表現が何らかの事情で新たに修正されたのかと思ったが、ネットで調べたところ、こちらなどの情報により、気象庁が配信する「天気コード」に対応する表現があり、だいぶ以前から使われていたことが判明した。

 私自身がこれまで気づかなかったのはたぶん、3時間単位の予報や降水確率ばかりを頼りにしていて、「雨時々止む」というようなおおざっぱな予報には関心が無かったためと思われる。

 なお、上述の「天気コード」について公式の説明サイトを探してみたが、現時点では確認できなかった。こちらの私設サイト(2005年1月以降は更新停止?)に天気コードの意味と天気記号対応表が紹介されているのみであった。

 あくまで個人的な印象だが「雨時々止む」というのは、「時々止んだ」状態の時にどういう天気なのかが不明なので、予報としては不親切であるように思う。可能性としては
  • 雨時々曇り(雨が止んだ時は曇っている)
  • 雨時々晴れ(雨が止んだ時には晴れ間がある)
  • 雨時々濃霧(雨が止んだ時は濃い霧に覆われている)
などはすべて「雨時々止む」に含まれてしまうような印象を受ける。しかし、どっちにしても、短時間ごとの予報精度が向上することで、「時々」という曖昧な表現は、少なくとも24時間先までの予報ではしだいに使われなくなっていくように思う。