じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



10月のインデックスへ戻る
最新版へ戻る
§§
2009年版・岡山大学構内の紅葉(3)文学部前のナンキンハゼの紅葉

 時計台前では、アメリカフウ(モミジバフウ)やカイノキの紅葉が目立つようになってきた。その西側の広場で、ひときわ赤く染まっているのがナンキンハゼの紅葉である。ナンキンハゼは本部棟や農学部周辺にもたくさん生えているが、写真にある樹のほうが葉っぱが小さく、紅葉が早いので異なる品種かと思っていたが、事務職員に樹木台帳で確認してもらった限りでは、やはりナンキンハゼで間違いないということである。

 なお、手前は八重桜の紅葉。ソメイヨシノや八重桜の紅葉もまた見頃となってきた。


10月27日(火)

【ちょっと思ったこと】

ワード文書のカクレ図版

 先日来、某申請書の作成に没頭していたが、昨日午後にやっと完成し、Web上の申請サイトで確認・提出ボタンを押すことにこぎ着けた。

 ところで、この申請書は、ネット上でダウンロードしたワード文書に文字を埋め込んで作成しなければならない。私自身は20年以上前からの一太郎ユーザーであるため、ワードによる文書作成では思わぬ失敗をすることがある。

 この申請書は、ワード文書としてアップロードすると、提出先のサーバーのほうで自動的にPDF文書に変換してくれるのだが、今回、奇妙な現象が起こってしまって、半日近く、その解決に悩まされた。それは、文書の中に埋め込んだ図版を新しいものに貼り替えたにもかかわらず、何回アップロードしても、PDF文書のほうには古い図版が表示されてしまうという現象であった。ワード文書として確認表示する限りでは、アップロードした文書にはちゃんと新しい図版が埋め込まれている。にも関わらず、PDF化すると差し替える前の古い図版に化けてしまうのだからまことに不思議であった。

 当初、これは、PDF化の対象となるワード文書ファイルが置き換えられていないためではないかと推測したが、私自身のパソコンでローカルにPDF化してもやはり古い図版が表示されてしまうことが確認できた。

 いろいろ苦労したあげくに判明した原因は、古い図版の枠が何らかの理由で二重に埋め込まれていたということであった。私としては、古い図版を削除してから新しい図版を挿入したつもりであったのだが、実際には、古い図版の枠が2つ埋め込まれていたために、削除されずにのこっていた枠の上に、新しい図版が重ねて挿入されていた模様である。PDF化すると、古いほうの図版が優先的に表示されるようである。

 ちなみに、私が使っているワードは2003年版。2007年版は使ったことがないので、同じ現象が起きるかどうかは不明。




台風20号のすごさ

 気象庁の発表によると、台風20号は10月27日15時、北海道の東海上で温帯低気圧に変わった。この台風は、今年発生した台風の中ではいくつか特異なところがあった。

 第一に、経路が大きく変わったという点。当初はフィリピンに向けて西進していたのが、フィリピン上陸直前で急に向きを変えて沖縄の南から太平洋上を北東に向かうという予想外のコースをたどった。

 第二に、そのこともあってこの台風の寿命は276 (時間) / 11.50 (日) となり、台風の平均寿命5.3日の2倍以上の長さとなった。もっともこちらの資料によれば、いちばん「長生き」した1986年14号は19.25日であったというから、まだまだ上には上があるものだ。

 第三は、スピードの速さである。10月27日12時の時点で、この台風は、北海道の東、北緯 40度50分(40.8度) 、東経 147度30分(147.5度) に位置し、時速100kmの猛スピードで北北東に進んでいた。100kmと言えば、在来線の特急や高速道路を走る車のスピードと同じである。こんなに速いと周辺の雲が取り残されてしまうのではないかと思ってしまうほどであるが、実際には、温帯低気圧化してさらに勢力を増している。10月28日の午前03時現在の中心気圧は956ヘクトパスカル。

 なお、10月27日の15時にはマリアナ諸島で台風21号が発生。通常、この時期の台風が日本本土に上陸することはありえないが、地球温暖化の中では2004年の台風23号のような被害が起こらないとも限らない。まだまだ、台風への警戒は必要であろう。