じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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2009年版・岡山大学構内でお花見(77)講義棟前のエンジェルトランペットと、解体直前の煙突。

 昨日の日記にボイラー用煙突の解体工事の写真を掲載した。10月21日になって、煙突の周りはシートで覆いつくされ、駒沢公園・「オリンピック記念塔」に似た足場は一日にして姿を隠した。手前にあるのはエンジェルトランペットの100輪揃い咲き。10月19日の楽天版に同じ株の写真あり。

 ちなみに、この写真を撮ったのは10月21日(水)の12時41分頃のことであった。講義棟の前に人気が無いのは、水曜日午後の授業が少ないことのほか、10月22日が開学記念日の休講日で学生たちが早めに帰ってしまったためであると推測される。



10月21日(水)

【ちょっと思ったこと】

オリオン座流星群その後

 昨日の日記でオリオン座の話題を取り上げた。次回は70年後? 活発な出現が予想されるオリオン座流星群などと騒がれていたので、一生に一度の機会になるかと思い午前3時半頃にベランダから外を眺めたが、数分間のうちに目撃できた流れ星は1個のみであった。但し、非常に暗い流れ星が何個か流れたようにも見えた。

 早朝の散歩に出かける時刻をいつもより1時間早めて、4時15分頃から5時前まで大学周辺を歩いてみたが、この時間帯、ベテルギウスとリゲルを頂点として構成される四角形の中には、三つ星と小三つ星のほか15個から20個ほどの恒星を肉眼でとらえることができたものの、肝心の流れ星は一個も確認できなかった。

 なお、昨日も取り上げたベテルギウスの明るさであるが、私の肉眼で周辺の星と比較した限りでは、
  • リゲル(0.12等星)とはほぼ同じ明るさ。
  • 火星(0.5〜0.6等)とほぼ同じ明るさ。色も似ているので、そっくりに見える。
  • カペラ(0.08等星)やプロキオン(0.38等星)よりはちょっと暗い。
といった感じであった。明るさを比較すると言っても、色が違うと判断が難しい。色の似ている火星と同じ明るさに見えたことから、ベテルギウスの現在の明るさは0.5〜0.6等前後であると考えるのが妥当であるようだ。




大学祭は9月の連休に実施すると良いかも

 某会議で、来年度の授業日程についての提案があった。10月14日の日記でも述べたが、来年度から半期16コマ制(15回の授業と期末試験1回)が徹底されることになり、後期の授業期間は2月16日頃まで続くことになる。10月14日の日記でも述べたが、2月中旬は1月末に提出された卒論の査読や試問、さらに大学院や学部の個別入試が行われる時期にあたっており、教員側には相当の負担になるものと危惧される。また、卒論研究の指導と連動して行っている演習などは、1月末が卒論提出締め切り日であることを前提とする限り、提出後にも卒論指導の授業を行うという妙な日程になってしまう。

 この日程表を眺めていて突然思いついたのが、大学祭を、現行の11月の連休(その年によって、文化の日の前後か勤労感謝の日の前後か、いずれか。2009年は後者)から9月の連休(敬老の日と秋分の日前後の連休)に変更するという案である。大学祭の前後には、設営準備のために半日、後片付けのために1日が休講となる。わずか2日分とはいえ、これらの日に授業を行えば、2月の授業終了日を一週間早めることができるはずである。

 では、9月の連休に大学祭を行うと何か困ることがあるだろうか。考えられる問題点としては、
  1. 夏期休業期間中のため、参加者が少なくなる恐れ。
  2. まだ暑いので、食中毒の危険が相当にある。
  3. まだ暑いので、蚊に刺される人が多い。
  4. バザーのテントの中は相当の暑さになる恐れ。
 しかし、ゼッタイにダメだいうような理由は見つからない。もともと大学祭の期間を11月に設定したのは、前後期制ではなくて通年3学期制の時代であった。この時代であれば、夏休み明けの9月早々に大学祭を行うことは授業の進行上問題があったが、いまや、夏休みは8月中旬から9月いっぱいに変更されている。何も11月に大学祭を行わなければならない必然性は無い。さっそく、各所で提案してみたいと思う。