じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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 10月11日(日)早朝の風景。この日は快晴にめぐまれ、日の出前の東の空には、(上から)金星、土星、水星が接近して見えていた。なお、金星ど土星は、10月13日〜14日に0°30′台まで接近する。

 写真右下は日の出の直後、ビルのガラスに朝日が反射しているところ。


10月10日(土)

【思ったこと】
_91010(土)[旅行]米国旅行から一ヶ月と、腰痛人生の始まり

 米国グランドサークルめぐりの旅行から戻ってちょうど一ヶ月が経った。

 旅行から戻った後はそのつどこちらの一覧表にあるような旅行記&アルバムサイトを作っているのだが、執筆の時間がとれないこともあって、2005年以降の訪問先は大部分未完成のままになっている。まさに三日坊主という言葉の通り、出発から3日目くらいまでの記録を載せたあたりで更新が途切れることが多い。

 今回はこのことを反省し、旅行記はもっぱら楽天版に毎日1回ずつ書き込むようにした。楽天版の日記は夕食前に執筆することが習慣化しているので、執筆は順調に進み、ハイキングのために訪れた場所の旅行記は、エメラルドプールトレイル(10/10付け)をもって完全に終了。あとは、ラスベガスでの夜景見物を残す程度となり、帰国後1か月ちょっとで何とか完成のめどがたった。やはり、旅行記はWeb日記として執筆するに限る。




 今回の米国旅行は、もともと予定していたものではなかった。5月頃に、

中国・ウルムチ→セリム湖→伊寧→カザフスタン・アルマトイ→キルギス・ビシケク→イシククル(湖)→トルガルト峠越え→カシュガル(カラクリ湖)→ウルムチ(天池)

をめぐるツアーを予約し、申込金も払い込んでいたのだが、新疆ウイグル自治区ウルムチ市内での大規模暴動の発生の影響を受けてその催行が中止され、またその後、9月上旬に休みをとれる見通しがたったことで、急遽申し込んだものであった。ちなみに、新疆ウイグル自治区は、10月11日現在で、いまなお「渡航の延期をお勧めします。」となっており、また、カザフスタンやキルギスとの間の国境通過も困難と考えられるため、当分の間は旅行できそうにもない。

 もっとも、今回の米国旅行は、代替地と呼んでは失礼と思えるほど、各地で珍しい風景に接することができた。これまでの旅行はどちらかというと、山登り(トレッキングを含む)、大砂漠、大草原を訪れることを志向しており、今回のような大峡谷や奇岩群については情報を集めたことさえなかった。今後の「行ってみたいジャンル」にこれらを加えておきたいと思う。




 ところで私自身は、旅行から戻って2週間ほどたったところで、腰を傷めてしまい、特に前屈みができず、一時は、靴下を自分で履くことさえできないほどであった。整形外科でレントゲン検査を受けた限りでは幸い、骨には異状が無く、また、それより前に受けた胃カメラ(内視鏡)検査でも食道から十二指腸までには異状が無く、昨日あたりからはやっと痛みを感じなくなった。原因はおそらく、長時間運転のせいではないかと思われるが、直接の原因がはっきりしない分、これから先、いつ、同じような腰痛が起こるかという不安がつきまとう。長距離の上り下りを伴うトレッキングには当分は参加できそうもないし、もしかしたら、私の人生ではもはや不可能になっているのかもしれない。

 腰を傷めると、山登りはもちろん、日々の散歩や、園芸作業が殆どできなくなる。長時間座っているだけでも痛みが増してくるのでデスクワークさえ難しい。こうしてみると、これから先の人生設計では、腰を傷めてもできるだけダメージを少なくするような工夫が求められる。少し前まで、100坪を超えるような広い庭つきの家でも買って、退職後は庭仕事三昧で過ごすかなどと考えていたこともあったが、そんな生きがいは、腰を傷めた瞬間に吹っ飛んでしまうから恐ろしいものだ。

 これを機会に、柔軟体操や、筋肉の各部位に配慮したトレーニングでも始めようと思っている。以前は腹筋をやっていたが、さすがにこればかりは、また痛みが走ったら大変だと思うと怖くてできない。