じぶん更新日記

1997年5月6日開設
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 2009年版・岡山大学構内でお花見(71)コスモスの季節

 9月24日早朝の半田山とコスモス畑。農学部の農場では毎年敷地の一角でコスモスを育てているが、今年は、このあたり。まもなく一面のお花畑になるものと期待される。

 なお、昨年の写真が2008年10月20日の日記にあり。植え付けられているのは今年とは違う場所。


9月23日(水)

【ちょっと思ったこと】

巨人軍と大相撲の共通性

 各種報道によれば、プロ野球セ・リーグ23日の試合で、巨人は、谷選手とラミレス選手のホームランなどで5点をあげ、先発のオビスポ投手、2人目、越智投手、抑えのクルーン投手のリレーで逃げ切り、5対3で勝って3年連続33回目のリーグ優勝を決めた。セ・リーグでの3連覇は、36年前に巨人が達成した9連覇以来とのことである。

 プロ野球観戦界から引退して以来、プロ野球は私には縁のない世界になってしまったが、ニュース記事だけを見ると、どうやらラミレス、オビスポ、クルーンという外国人助っ人3選手が大活躍した模様である。念のためこちらのリストを拝見したが、巨人は、投手では
  • ゴンザレス:14勝1敗
  • グライシンガー:13勝5敗
  • オビスポ:5勝1敗
  • クルーン:27セーブ
をあげており、打者でもラミレスが打率.327で規定打数以上でチーム内トップ、本塁打30本は小笠原と並んでチーム内トップであることが確認できた(いずれも9月23日現在)。巨人と言えば、36年前の9連覇の頃は外国人選手は一人も居なかったように記憶しているのだが、ずいぶんと様変わりしたなあ。

 そういえば、11日目を迎えた大相撲のほうでも
  • 全勝 朝青龍
  • 1敗 白鵬
  • 2敗 琴光喜、把瑠都
となっていて、優勝争いは実質的にモンゴル勢2力士に絞られている。なんだか、どちらも外国人ばかりが目立つ世界になってきた。




八ッ場ダムについての素朴な疑問

 各種報道によれば、前原・国土交通大臣は9月23日、群馬県の八ッ場ダムを就任後初めて視察、地元の群馬県や長野原町のトップらと面会した。大臣はダムの建設を中止する方針に変わりがないが、地元の理解を得るまでは建設を中止するための法律上の手続きに入らないことを説明した。これに対して群馬県の大沢知事を初めとした、地元側は建設中止を白紙撤回するよう強く訴えたという。

 一般論として、国が何かの大規模建設工事を決めるにあたって地元住民の理解を十分に求めるということは大切なことだと思う。なぜなら、そのような工事は、当該地域の人々の先祖代々の土地を取り上げ、ふるさとを奪ってしまうからである。しかし今回の場合は、地元住民の多数は、先祖代々の土地が国によって奪われることに反対しているのではなく、逆に、それらが水没することを望んでいるという点で、過去の反対運動とは性質を異にしているように思われる。もちろん、超・長期間にわたって中途半端な状況が継続したということは大問題であって、その責任の所在は厳しく問われるべきであるとは思う。