じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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 朝日に輝く旧・事務局棟

 日の出の時刻が遅くなり、早朝の散歩の時間帯に日の出の風景を眺める機会が増えてきた。写真は、旧・事務局棟。この時間帯は駐車している車が一台もなく、建物全体の手前の広場(駐車場)をバッチリ写すことができる。



8月25日(火)

【ちょっと思ったこと】

「新型インフルエンザ」の呼び方、そろそろ「インフルエンザ・Aメキシコ型」に変えたら?

 各種報道によれば、先週1週間に、インフルエンザが原因で休校や学級閉鎖の措置をとった保育所や小中学校などは、全国8県、77施設あったことが、厚生労働省のまとめでわかった。厚生労働省は、各地で夏休みが終わる今週以降、感染が急激に広がるおそれがあるとして注意を呼びかけているという。

 厚生労働省の関連サイト、あるいは各種報道の見出しなどにも表れているように、メキシコで発生して各地に広まったインフルエンザ(A/H1N1)は未だに「新型」と呼ばれている。確かに、昨年までに流行していた型とは異なるので「新しい型」ではあるが、この呼称をこのまま使い続けることは誤解を招く恐れがある。特に危惧されるのは、今後、強毒性の別のインフルエンザが流行した時に、同じ「新型」と呼ぶと区別がつかなくなる恐れである。かといって「新々型」では迫力がない。メキシコには申し訳ないが、「香港型」とか「ソ連型」、あるいはかつての「スペインかぜ」などと同じように、一番最初に大規模な流行があった地域の名前で区別することが妥当ではないだろうか。

 ちなみにWHOの当該頁では「新型」という呼称は使われておらず、「パンデミック(H1N1)2009ウイルス」、あるいは「インフルエンザA型(H1N1)」と呼ばれているようだ。