じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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2009年版・岡山大学構内でお花見(64)サルスベリ

 各種報道によれば、四国の梅雨明けがやっと発表になった。7/31の楽天版にも記したように、岡山県南部は、まだ梅雨明け発表のない中国地方に属しているものの気候上は香川県あたりと大差なく、実質的にはこれで梅雨明けしたとみてよいかと思う。

 写真は大学構内のサルスベリ。種から生えている二代目、三代目の株。今年は特に花つきがよい。


7月31日(金)

【ちょっと思ったこと】

最近の老化事情(2)

 昨日の日記で、私の最近の「老化事情」として「記憶力の低下」と「視力の低下」の2つを挙げた。

 このうちの「視力の低下」は、絶対的な視力の低下というよりも、眼が疲れやすくなったと表現したほうがよさそうである。今回の職員定期健診では、視力が初めて1.0未満(0.9)と判定されてしまったが、少し前のバリウム健診の待合室にあった視力測定器で測定した時には1.5と1.2という値が出ていた。そのときは朝09時頃、今回の健診は午後からであり、そのぶん、眼がくたびれていたと言うことができる。

 「老化」については、上記2つのほかに、「食後に眠くなりやすい」ことと、「体力の衰え」を感じることが多い。

 前者に関しては、特に昼食後1時間半から2時間後の眠気がひどく、時には研究室のパソコンの前で眠ってしまったということさえある。以前は食後のコーヒーでそれなりに眠気がおさまっていたのだが、最近は、コーヒーを飲むとますます眠くなってしまって全く効き目がない。そうなるとカフェインを摂取する意味がなく、このさい、コーヒーをやめてトマトジュースに切り替えようかと思っているところだ。昼食後に1時間程度の昼寝の時間でもとればこの問題はあっさり解決するのだろうが、勤務時間帯に昼寝を組み込むわけにはいかない。

 「体力の衰え」は昨年のカムチャツカ・アヴァチャ山登山の時に痛感した。あのときは横殴りの雨と、体が吹き飛ばされそうになるほどの向かい風に身の危険を感じて標高2000m付近で登頂を断念したところであるが、仮にもう少し晴れていたとして、果たして頂上まで登れたかどうかはイマイチ自信がない。もっとも、昨年は、カムチャツカ登山の二週間後に単独で、須走口からの日帰り・富士登山に成功しているので、まだまだ捨てたものではないかも。今年も、旅行代金がもう少し安かったらマチャメルートからのキリマンジャロ2回目登山にチャレンジしていたはずであった。

 もっとも、最近は、以前ほど山登りに行きたいという気持ちが無くなってきている。登ってくたびれるのは面倒やなあという消極的な気持ちもあるが、これに加えて、最近、地デジの高画質映像でNHKの「日本の名峰」を視ていると、そうか、この山に登ったら、だいたいこんな感じでこういう風景が見えてくるのかということが感じ取れるようになった。少し前に放送された剣岳、鹿島槍、甲斐駒などはいずれも私にとっては未登頂の難易度の高い山々ではあるが、これから先、自分の足で何が何でも登らなくても、映像を見ていればそれで十分という気がしている。これから先の山登りは、登ること自体を最終目標とするよりもむしろ、「高い山に登るというを持ち、そのもとで日々足腰の鍛錬に励むことが結果的に健康保持につながる」という副産物のほうに期待を寄せることになりそうだ。そういう意味では、来年夏あたりに、マチャメルートからのキリマンジャロ2回目登山を目標とすることも悪くはないと思っている。