じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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§§ 2009年版・岡山大学構内のキノコ(6)キツネノチャブクロ(ホコリタケ)

 大学構内では、この種の形のキノコとして、 などの可能性のあるキノコが出現しており、見分けが難しい。表面の様子、胞子の出し方はそれぞれでかなり異なっている。


7月10日(金)

【ちょっと思ったこと】

イシククル、遙か彼方へ

 今年の夏休みは、

●中国・ウルムチ→セリム湖→伊寧→カザフスタン・アルマトイ→キルギス・ビシケク→イシククル(湖)→トルガルト峠越え→カシュガル(カラクリ湖)→ウルムチ(天池)

という辺境旅行に参加する予定であったのだが、旅行社から催行中止の連絡が入り、出かけることができなくなってしまった。

 催行中止の理由は、他の申し込み者がキャンセルしたため最少催行人数が確保できなくなったためということであったが、少し前にウルムチ市内で騒動が発生し、外務省・海外安全ホームページ
この地域への渡航を計画されている方は、現地の情勢が落ち着くまでの間、不要不急の渡航を控えることをお勧めします。
という情報が発出され、渡航の延期をお勧めしますというエリアに指定されてしまった以上は、催行中止はやむを得ない状況であったと言えよう。いや、仮に旅行会社が催行を断行したとしても、そのような危険な場所に出かけてもし何かあれば非難囂々、また、旅程の一部が変更され、目的地に行かれないまま、ホテルで缶詰になる恐れも大きい。

 今回のツアーは伊寧(イーニン)からの国境越えとイシククル(イスィク・コル)探訪にあったのだが、その夢は叶わなかった。一刻も早く平穏を取り戻すことを願ってやまない。

 今回のツアーに限らないが、海外旅行に出かけようとしていつも思うのは、世界はそれほど平和ではないということだ。それぞれの国・地域では事情が異なっており、外国人の私が口を挟むべき問題ではないと思うが、とにかく、旅行というのは、チャンスのある時に行っておかないと10年、20年とその場に立ち入ることができない場合もある。